2015年8月2日日曜日

《番外編》『反対は中韓だけ!』は微妙・その2

ネットを見ていると
『日本の集団的自衛権の行使を
 支持している国はいっぱいある、
 反対しているのは中韓だけ!』
などといった
書き込みを見つけます

これについて、
今日は『中韓』の方を
考えてみようと思います


■利害関係

中国韓国の利害を
考えてみましょう

どちらの国も
日本の自衛隊増強や
防衛関係の法整備には
とりあえず懸念や反対を
表明『しなければならない』
事情があると思います

何故なら、
両国とも我が国で言うネトウヨ
みたいな過激思想の国民を
多数抱えているからです


■反日教育

子供の頃から反日教育を
しているようですので、
両国とも政府が無視できない
割合の過激思想の国民を
作り上げてしまったのです

仮にその状態で日本と
友好ムードでも作ろうものなら
国民から政府へ大バッシングが
起きるでしょう

だから両国の政府は
内心でどう思っていようと
懸念や反対を
表明『しなければならない』のです

2014年11月
日中首脳会談で
中国主席が『笑顔なし』
であったことがありました
これは中国が自国の国民感情に
配慮してのことだと
当時報じられた記憶がありますが、
首脳会談が3年ぶりということで
いきなり友好ムードには
できなかったのでしょう

反日教育というのは
『仮想敵国を作ることにより
 国民の目を外に向けさせ、
 内政に目を向けさせないようにする』
こうした狙いがあると
見られますが、
過激思想の国民が増えすぎて
外交にとって面倒な存在に
なっているのは
政府が自分で自分の首を絞めている
ようなものですね


■もう1つの事情

ただ、
韓国の方はもう1つ
事情を抱えているようで、
日本の集団的自衛権行使に
期待する部分もあるようです

それは『対北朝鮮』です

そうした事情を抱えているため
韓米日の安保協力を欲しており
今回の安保法案も
中国よりは微妙な表現を使っての
反対としているようです

国内の過激思想の国民に
配慮しつつ政府としては
悪くない部分もある、
という複雑な利害関係
よく表していますね


■終わりに

最後に、
今回の安保法案は
中国も韓国も内心では
都合が良いと思っている
と思われます

自国の過激思想の国民に
とってはかっこうの『燃料』
となるからです

燃料投下で国民が
大いに反日で盛り上がってくれれば
ていの良い『ガス抜き』になる・・・
そんな風に思って
いるのではないでしょうか

反日感情も所詮は政府に
利用されるだけの都合の産物です

こうして利害の視点で見ると
反日教育とか反日感情とかも
冷静に見られるようになりますよ



ではまた!


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