2015年8月16日日曜日

《番外編》戦没者追悼式で踏み込んだお言葉

8/15 終戦記念日
が過ぎましたね

この日『全国戦没者追悼式』
にて天皇陛下のお言葉が
ありましたが
非常に印象的でしたので
ご紹介します


■反省を明言

全文については
検索すれば各メディアで
掲載されていますので
そちらをご覧下さい

この中で特に
注目する部分は
「さきの大戦に対する深い反省」
という文言です


■危機感

前日の安倍談話が
主語を抜いたり引用で済ませたり
曖昧表現したのに対し、
陛下のお言葉は
明言する表現となっています

何故天皇陛下は
明言する表現を用いたのか?

政治に関わることのできない
天皇がここまで踏み込んだ
表現を用いるのは、
暴走した安倍政権に
尋常ならざる危機感を
抱いているからでしょう


■これまでも

2013年12月
天皇誕生日に際しての
陛下お言葉でも
「戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、
 平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、
 日本国憲法を作り、様々な改革を行って、
 今日の日本を築きました」
と憲法に触れ、
皇后陛下、
皇太子殿下も憲法に触れる
という異例の事態がありました
この時皇太子殿下は「憲法遵守」
明言しています

これは
安倍政権が
集団的自衛権に突き進む中
大きな危機感を抱いている
というメッセージである
と言われています

このように
以前から天皇陛下は
ぎりぎりの表現で
現政権に懸念を
表明してきているのです


■ここも印象的

また
この文言も印象的でした

「平和の存続を切望する国民の意識に支えられ」

これも例年にない
新しい文言です

ここの表現は
直接的ではありませんが、
戦争を知らない安倍首相が
『平和は願うだけでは実現できない』
などと豪語していることに
対抗した表現
あると思われます

陛下のお言葉が
「戦没者を追悼し平和を祈念する日
のものであることも
象徴的でしょう


■終わりに

暴走する政権に対し
危機感を抱いているのは
国民だけでなく
陛下も同じということですね


ではまた!


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