2015年8月27日木曜日

《番外編》安保法案になぜ反対か

今でもネットを
見ていると
『どこに反対なの?』
『なぜ反対なの?』
という書き込みを
見かけます

審議開始から
時間が経過し
いまさら感は
あるのですが、
そこら辺は重要な
ことなので
明記しておいた
方が良いかもしれませんね

ということで、
安保法案にわたしは
反対ですので
そこら辺をご紹介します


■それは自衛と無関係だから

安保法案の柱は
他国の戦争支援であって
自衛の法案ではありません
よってわたしは
この法案に反対です
全文を見てみれば
 『合衆国軍隊に対する物品又は役務の提供』
 みたいに『合衆国』
 という言葉が何度も
 出てきますよ
 『自衛隊法』なのに
 『合衆国・合衆国・合衆国・・・』
 この国はどこの国ですか?
 この法案は『米軍に自衛隊が何をするか』
 というものなのです

どうです、
分かりやすいでしょう?


■自衛は既にできる

『日本をどうやって守るんだ』
みたいに言う人がいますが、
我が国には既に
自衛するための組織があります
それが自衛隊です

我が国が攻撃を受けたら
自衛隊は
対処できますか?
できませんか?
答えは『できます』なのです
よって
我が国は自衛隊によって
自衛の行動ができます

専守防衛ができるにも関わらず
他に何が必要なのですか?

そこに論理的な説明が
なされない限りは
必要性なし=反対
という判断です


■国際貢献

さて
『自衛は既にできる』
と言うと
『他国軍は血を流しているのに
 自衛隊は何もしないで良いのか』
と主張する人がいます

そうですか、
ですが・・・
もうそれ自衛じゃないですよね?

自衛の話と国際貢献の話を
いっしょくたにして
話す人が賛成派に
多い気がするのですが、
自衛と国際貢献は
別物です

我が国は難民支援等
今までの活動でも
充分国際貢献できている
のではないですか?

それ以上何が必要なのでしょうか?

これに論理的な説明が
なされない限り
安保法案は不要=反対
となります


■日米同盟

さらには
『日米同盟が無いと日本を守れない』
と主張する人もいます

そうですか、
でも既に日米同盟はありますよね?

安保も既に締結されており
我が国は毎年とんでもない額を
米国にお支払いしているはずです

それで我が国を
守ってくれないなら
米軍って一体何なんですか?
ニートに毎年莫大なお金を
我が国は払っているのでしょうか?
我が国の財政は
そんなに余っているのですか?

よって
日米同盟も
現状で充分という判断です
(厳密には語弊があって
 対等でないところが問題ですが
 それは別の問題です)


■終わりに

安保法案は
必要性の説明が
『安全保障環境の変化』
『中国の脅威』など
あやふやで
論理的ではありません

しかも首相肝いりの説明も
戦争を火事に例えて
説明しようとしたり
誠意もありません

これがきちんと
論理的にかつ納得できるように
必要性が説明されれば
賛成するのですが、
いつになればそうした
説明がなされるのでしょうか



ではまた!


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