2015年8月2日日曜日

高層の死角  読みました!!

タイトル : 高層の死角
賞種   : ―
出版   : 角川文庫
著者   : 森村 誠一
イラスト : ―


今日のインプレダクションは一般文芸のコレ!
刑事モノ作品です!


俺の恋も終わった

ホテル社長の密室殺人事件
いったい犯人はどうやって――
執念の刑事モノ
かなり良かった!
密室に挑むところや鉄道航空の
タイムスケジュールとにらめっこ
するところなど刑事と共に
事件を追っていく感覚が
味わえるのが醍醐味です
それのみならず、
刑事が好きだった女に
アリバイ作りに利用されたのかと
気付いてからの執念
というのがある種の『負け』
のオーラがよく出ていますね


今日の甘口!

・流れ
  ホテル社長が深夜に
  殺害される事件が発生
  ホテルのメイドや支配人
  などから話を聞いてみると
  鍵の管理は完璧で
  社長の休んだ3401号室には
  誰も入れないはずだった・・・
  密室殺人である
  社長秘書の女性が事件当日
  やたらと周囲の者に時刻を確認
  していたので怪しいが、
  アリバイは完璧でしかも当日は
  刑事と別のホテルにお泊りしていたという
  密室の謎は、そして犯人は・・・という流れ
・テイスト
  密室トリックに挑む形式であり
  刑事が執念で調べ上げていく
  ものでもあります
  刑事たちと一緒に犯人を
  追い詰めていきましょう
・キャラ
  【久住】
  被害者1人目
  大ホテル社長の老年男性
  【冬子】
  久住の秘書女性
  久住死亡時のアリバイは固い
  しかし捜査中に
  被害者2人目となってしまう
  【平賀】
  刑事の男性
  久住死亡時に冬子とホテルで
  ハッスルしていた
  でも捜査を進めていると冬子が
  アリバイ作りのために平賀を利用した
  と分かりショックを受け
  執念で捜査を進める
・英語
  割と古い時代を描いているので
  英語のルビとかも時代がかって
  いるところが奇妙な面白さでした
  大真面目なハズなんだけど
  まるで中二なルビが乱舞
  しているように見えてしまうというw


今日の辛口!

・特に無し!
  突っ込みたいところは
  特にありませんでした!
  たまにはシブい刑事モノも
  良いものですね~


以上、
密室を解き明かせ、な?!
刑事モノ作品でした!


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