安保法案を語る上で
妙な話を持ち出す
人たちがいます
『日本が攻められたらどうするんだ』
などとネットに
書き込んだり、
議員がそういうことを
言っていたりするのです
それだけ聞くと
日本の防衛に不安が
あるのではないかと
思う人もいるかもしれませんが、
では
論理としてはどうなのでしょうか?
それを探っていきたいと
思います
■答えは簡単
『日本が攻められたらどうするんだ』
その問いの答えは
実は簡単です
『自衛隊が自衛を行います』
それだけの話です
1954年に設立した自衛隊ですが、
その名前の通り
我が国の自衛のために
存在する組織です
自衛隊は専守防衛の
概念のもとに
我が国が攻撃を受けた場合は
自衛の行動をとります
『日本が攻められたらどうするんだ』
などと問われると
あたかも現行では自衛すら
できないかのように
聴こえますが、
現行でも我が国は自衛ができますので
間違わないようにしましょう!
■何故?
では何故
『日本が攻められたらどうするんだ』
などという脅し文句が
出てくるのでしょうか?
これは
あたかも現行では自衛すら
できないかのように錯覚させ、
我が国の国防が不十分であると
国民を不安にさせ、
安保法案の必要性を訴える
狙いがあると見られます
現行でも自衛はできるので
安保法案の必要性には
無関係な問いなのですが、
こうした
『一見すると関連があるように見えるけど無関係な問い』
は詐欺的話法ですので
充分に注意しましょう!
■この話法は厄介
詐欺的話法の中心は
『相手を沈黙させる質問』
または
『相手を誘導する質問』
で構成されています
例えを挙げます
『日本を守らなくて良いのか?』
こう問われれば守った方が良いと
答えざるをえないでしょう
詐欺的話法はそうして答えを誘導し、
『だから安保が必要なんだ』
という風に話を繋げていくのです!
実際は
『日本を守らなくて良いのか?』と
『だから安保が必要なんだ』は
脈絡が無い=無関係なのですが、
その場の勢いだと
そうした論理の不整合に
気付かないままに
なってしまうことが多いのです
■終わりに
詐欺的話法を
見抜くのは難しいですが、
まず初歩的な対処法としては
『質問には気をつける、疑ってかかる、意図を探る』
これが一番です
『ダンジョンに出会いを求めるのは
間違っているだろうか?』
ラノベの業界にも
詐欺的話法が
よく使われていますねw
ではまた!
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