今日は
主人公とヒロインの
安定したコンビの描き方
『補い合う二人』
について書きたい
と思います
言われなくても
知ってるよ
という人も多いと
思うので
あえてここに
書くかどうかは微妙な
ところですがw
■得意と不得意
一番の王道は
『力 & 頭』でしょうか
主人公は戦闘には
適性があるけど
頭脳労働は苦手、
ヒロインは頭脳労働には
適性があるけど
戦闘が苦手、
といったパターンですね
(流行で言うと
逆パターンの
『主人公が頭脳労働』
という作品が大半を
締めていると思いますがw)
こういう設定であれば
互いが互いを必要とする
必然性が生まれるので
安定感が出ます
また、互いに
得意とする分野が違えば
それぞれの活躍シーンを
描き分けるのも
容易になるのではないでしょうか
■敬遠されているかも
割と手軽に使えて
有効な手法ではありますが、
投稿者の間では
もしかしたら
そんなに使われて
いないかもしれません
心理的要素を考慮するに、
プロになる前の人の方が
生み出したキャラクターを
大切にしたくなるもの
なんじゃないかと思うのです
せっかくの主人公
だから万能にしたい
最強にしたい
といった思いを持っている
人はけっこう多いのでは
ないでしょうか
主人公を強くしたら
頭脳を苦手に設定しないと
『補い合う二人』
という手法は使えない、
でも主人公が頭良くない
というのも嫌だ、
でも頭脳に特化させて力を弱くするのも嫌だ、
でも、でも・・・
そんな板挟みがあると
敬遠される手法だと思うのです
■亜種
まあ取り入れるのが
難しいと思ったら
手法の亜種を試してみるのも
良いかもしれません
『力 & 頭』以外にも
補い合うような設定は
色々とあります
やりやすい例では
『近接 & 遠距離』
『戦闘 & 回復』
とかですね
戦いから離れても
色々とあります
『演奏 & 踊り』
『発明 & パトロン』
『職人 & 商人』
『監督 & 選手』
などなど、
バリエーションは
無限大というとアレですが
相当数あると思います
■終わりに
編集者の中には
面白いとかより
設定・動機・行動原理
などの構造的な
読み方をする人が
割といると思うので、
こうした手法は
有効かもしれません
自分なりの
オリジナルの
補い合う設定を
作ってみてはどうでしょうか
ご清聴ありがとうございました!
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