2015年8月11日火曜日

ギンレイの【考察しちゃうぞ!】補い合う二人

今日は
主人公とヒロインの
安定したコンビの描き方
『補い合う二人』
について書きたい
と思います

言われなくても
知ってるよ
という人も多いと
思うので
あえてここに
書くかどうかは微妙な
ところですがw


■得意と不得意

一番の王道は
『力 & 頭』でしょうか

主人公は戦闘には
適性があるけど
頭脳労働は苦手、
ヒロインは頭脳労働には
適性があるけど
戦闘が苦手、
といったパターンですね
流行で言うと
 逆パターンの
 『主人公が頭脳労働』
 という作品が大半を
 締めていると思いますがw

こういう設定であれば
互いが互いを必要とする
必然性が生まれるので
安定感が出ます

また、互いに
得意とする分野が違えば
それぞれの活躍シーンを
描き分けるのも
容易になるのではないでしょうか


■敬遠されているかも

割と手軽に使えて
有効な手法ではありますが、
投稿者の間では
もしかしたら
そんなに使われて
いないかもしれません

心理的要素を考慮するに、
プロになる前の人の方が
生み出したキャラクターを
大切にしたくなるもの
なんじゃないかと思うのです

せっかくの主人公
だから万能にしたい
最強にしたい
といった思いを持っている
人はけっこう多いのでは
ないでしょうか

主人公を強くしたら
頭脳を苦手に設定しないと
『補い合う二人』
という手法は使えない、
でも主人公が頭良くない
というのも嫌だ、
でも頭脳に特化させて力を弱くするのも嫌だ、
でも、でも・・・
そんな板挟みがあると
敬遠される手法だと思うのです


■亜種

まあ取り入れるのが
難しいと思ったら
手法の亜種を試してみるのも
良いかもしれません

『力 & 頭』以外にも
補い合うような設定は
色々とあります

やりやすい例では
『近接 & 遠距離』
『戦闘 & 回復』
とかですね

戦いから離れても
色々とあります

『演奏 & 踊り』
『発明 & パトロン』
『職人 & 商人』
『監督 & 選手』

などなど、
バリエーションは
無限大というとアレですが
相当数あると思います


■終わりに

編集者の中には
面白いとかより
設定・動機・行動原理
などの構造的な
読み方をする人が
割といると思うので、
こうした手法は
有効かもしれません

自分なりの
オリジナルの
補い合う設定を
作ってみてはどうでしょうか



ご清聴ありがとうございました!


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