賞種 ： ―
出版 ： 電撃文庫
著者 ： 虎走 かける
イラスト ： しずま よしのり
今日のインプレダクションはコレ！
ファンタジー作品です！
評価は
★★★★★★★★☆☆
８個星です！！
疑惑と裁定
行方知れずの魔法の書の
写本を追い求めて――
獣人と魔女のファンタジー
それなりに面白かった
聖女が怪我も病気も治して
くれるので医者がやっていけなくなり
国から出て行ってしまう
という異様な光景、
その裏側を探っていきます
主張をぶつけあっても
一方的な『正しい』にならない
よう終わらせているのが良いですね
ただ、システムの結果に対して
うまく機能していないという話が
提示されているけど
過程の方に違和感があるので
そこにはからくりがあるのかな？
今日の甘口！
・流れ
魔法について書かれた【ゼロの書】
これは最初の１ページで
国を滅ぼすほどのことが
書かれているが、
その写本が行方不明に
なっていた
聖都アクディオスにいる聖女が
奇跡で怪我や病気を
治していると知り、
写本との関係を探り始める
そうしたら盗賊に
襲われている聖女を目撃し・・・という流れ
・テイスト
新しい国へ旅して
そこにある歪なシステムと
遭遇する感じですね
今回は善意は利用される
というところを描いているのかな
・キャラ
【傭兵】
獣人男性
普通系の性格
【ゼロ】
魔女
子供っぽさと好奇心
【リア】
聖女
ドジっ子で純粋
今日の辛口！
・展開
とにかく前置きが長い！
１巻からそうだったけど、
もう少しテンポ良くしてほしいかな
設定では聖女のせいで
医師が仕事が減って国を
出て行くというのが
よく分からなかったかな
この設定だと医師の仕事は
殆ど減らないハズなんだけど・・・
そこら辺は下巻で明かされるのかな？
以上、
行方不明の写本を捜す、な？！
ファンタジー作品でした！
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