2020年10月31日土曜日

逃北 ~つかれたときは北へ逃げます  読みました!!

タイトル : 逃北 ~つかれたときは北へ逃げます

賞種   : -

出版   : 文藝春秋

著者   : 能町 みね子

イラスト : -



今日のインプレダクションはコレ!

エッセイです!


北感


そこはかとない北感を求め

北へ行く――

解放的とは真逆の、

北の方にある北の空気・生活感に

身を置きたくなる、

そういうことなのかも

しれません。

雪深い時も、夏の間も、

北には北の良さがありますね。

北の良さを挙げるとディスってる

ように聴こえてしまうのも

また良しです。



今日の甘口!


・流れ

  著者の北へ逃げたくなる衝動は

  どこから来るのか・・・という流れ

・テイスト

  旅行記という感じですね

・キャラ

  著者とときどき友達

・捻くれ

  旅行においての捻くれですね。

  観光地には興味無し、

  行った先でぶらぶらしたい

  というものです。

  わたしも若干似たような願望があって

  人がうじゃうじゃいる観光スポットは

  できれば避けたいと考えます。



今日の辛口!


・全体

  説明が難しいと著者が書いている通り、

  説明は難しいかもしれませんね。

  でも北の方にある空気が南とは違う、

  というのは分かるので

  大抵の人はぼんやりイメージできる

  んじゃないかなあと思います。



以上、

北へ、な?!

エッセイでした!


2020年10月25日日曜日

ギンレイの【必見ニュース】20201025

 最近のわたしが注目したニュースです!



■ライトノベル系


→『ガガガ文庫 10月刊発売中
 (ガガガ文庫)
 10/21に発売されました。

 わたしの注目作はなし。
 刊行点数少ないですね。


 (オーバーラップ文庫)
 本日が発売日です。

 わたしの注目作はなし。


 (DXデジタル)
 10/23に発売されました。

 わたしの注目作はなし。


 (MF文庫J)
 10/24に発売されました。

 わたしの注目作はなし。


■社会


 (東京新聞)
 国連で核兵器の保有や使用を全面的に禁じる核兵器禁止条約が発行されます。

 発行は来年1月22日とのこと。

 批准した国は50に達しましたが日本はこれに不参加。

 メディアは「日本がアメリカの核の傘に守られているから」などと繰り返していますが、これは嘘だと推測されます。

 アメリカが広島・長崎に原爆投下したのは人体実験であり、その人体実験に目を向けられるのをアメリカが嫌がっているため、日本政府がそれを忖度して核禁止条約に不参加なのだと考えられます。

 アメリカでは今でも子供達に原爆投下は正しかったと教えているのでしょう。


2020年10月24日土曜日

竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から―  9個星です!!

タイトル : 竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から―

賞種   : 第11回GA文庫大賞・奨励賞

出版   : GA文庫

著者   : 筑紫一明

イラスト : Enji



今日のインプレダクションはコレ!

ファンタジー作品です!



評価は

★★★★★★★★★☆

9個星です!!



そこにあった出来事


偉大な魔法杖職人の弟子に

特別な杖の修理依頼が舞い込んで――

謎を巡るファンタジー。

かなり良かったです。

静かで心地良く、

最後にじんわり温かい。

進行が丁寧でありつつ無駄も省いてあるので

とても安心して読めました。

風土や慣習・歴史など編み込まれていて

舞台がしっかり作られているのが良いですね。



今日の甘口!


・流れ

  偉大な魔法杖職人が亡くなり、

  その弟子は1人立ちしなければならくなった。

  そんな時に弟子の所に来客が現れる。

  来客は杖の修理依頼に来たのだが、

  調べてみるととても特殊な素材が使われていることが判明。

  入手手段も分からない素材を探さなければならなくなる・・・という流れ

・テイスト

  問題が舞い込んで、

  それを解決するために情報を集めていくものですね。

・キャラ

  【イクス】

  偉大な魔法杖職人の弟子。

  愛想が無い男性。

  【ユーイ】

  杖の修理を依頼に来た女の子。

・舞台の骨格

  町や村があればそこにどういう風土が根付いているのか、

  どんな慣習があるのか、

  そこにはどんな信仰があるのか、

  それが年月を経て今どうなっているのか、

  昔はどうだったのか・・・

  そういうところを考えて丁寧に書いていくと

  舞台がしっかりします。

  これは骨格です。



今日の辛口!


・全体

  正直、

  GA文庫がよくこれを入選させたなあと驚きです。

  萌えだとかそういうのでなく、

  盛り上げるための小細工も排しています。

  ある時こういう場所でこういうことがあった、

  という物語を変に加工せずそのまま提供した、

  そんな感じの素直な筆致がとても心地よかったです。



以上、

杖直そう、な?!

ファンタジー作品でした!


2020年10月18日日曜日

ギンレイの【必見ニュース】20201018

  最近のわたしが注目したニュースです!



■ライトノベル系


→『ファンタジア文庫 10月刊発売中
 (富士見書房)
 10/17に発売されました。

 わたしの注目作はなし。


 (GA文庫)
 10/15に発売されました。

 わたしの注目作はなし。


■社会

 (朝日新聞)
 鬼滅の刃の映画が大盛況のようです。

 そういえばわたしがナウシカ観ていた時も上映前CMの時間に流れていたのを記憶しています。
 社会現象並の人気ですね~


 (スタジオジブリ公式)
 今月は
 「ハウルの動く城」「猫の恩返し」「ギブリーズepisode2」「ホーホケキョ となりの山田くん」「もののけ姫」「耳をすませば」
 の画像が追加されました。

 観ていなかった作品の雰囲気を掴むのに良いかもしれないですね。

2020年10月12日月曜日

ギンレイの【必見ニュース】20201011

  最近のわたしが注目したニュースです!



■ライトノベル系


→『電撃文庫 10月刊発売中
 (電撃文庫)
 10/10に発売されました。

 『オーバーライト2』が出ます。
 1を読んだ時結構楽しかったのですが、2ではどうなったかな~
 『君が、仲間を殺した数 -魔塔に挑む者たちの咎-』も気になるところ。
 『バケモノたちが嘯く頃に ~バケモノ姫の家庭教師~』も気になります。
 今月は気になる作品多し。


■社会

 (MOVIE WALKER PRESS)
 テラスハウスで問題になったばかりなのに似たような番組がまた・・・

 こういうので盛り上がるのって本当によく分かりません。


 (ハフポスト)
 感動的な話と思わせておいて実はデマ、というのが出回っているようです。

 これは悪質ですね。

2020年10月11日日曜日

マスカレード・ホテル  読みました!!

 タイトル : マスカレード・ホテル

賞種   : -

出版   : 集英社文庫

著者   : 東野 圭吾

イラスト : -



今日のインプレダクションはコレ!

ミステリモノです!



大勢が出入りする場所


一流ホテルが事件の舞台になる情報を掴み、

警察が従業員に紛れ込み解決を図るが――

ドラマ的なミステリ

厳しかったです。

確かこれは映画化されたやつだということで

手に取りました。

不要な要素と雑な紡ぎ方でちょっとこれはないよなあ、

というのが最初に襲ってきた印象。

ブランド物のバッグとして札が付いているけど

よく見るとズレや歪みや破れがあるのを見付けてしまった感じでした。



今日の甘口!


・流れ

  バリバリ働く一流ホテルの従業員女性に

  意外な指令が降りかかる。

  警察の男性を従業員の格好をさせてフロントに置いてほしいとのこと。

  どうやら連続殺人事件の次の現場が女性の働くホテルになるらしく、

  警察が潜入することになったとか。

  そこから従業員女性が警察官男性の面倒を見ることになり・・・という流れ

・テイスト

  男女の出会いの演出、

  ホテル来訪者のドラマ、

  それからミステリという感じです。

・キャラ

  【山岸 尚美】

  ホテル従業員。

  気が強く厳しい。

  【新田 浩介】

  警視庁の刑事。

  若い傲慢さがありこちらも気が強い。

・舞台選び

  宿泊施設ということで不特定多数の人が訪れる必然性があり、

  エピソードが作りやすいという利点がありますね。



今日の辛口!


・全体

  最初の、男女の出会いの演出が酷い。

  状況はこうだから仕方無いよねーという追い込み方をしていますが、

  その追い込み方がとても雑です。

  男女の出会い時点ではいがみ合っていてーというのも、

  とても一般文芸のレベルではないです。

  クラシックの演奏中に紛れ込んだ雑音、

  咳払いしたくなる感じでした。



以上、

一流ホテル、な?!

ミステリモノでした!


2020年10月4日日曜日

ギンレイの【必見ニュース】20201004

  最近のわたしが注目したニュースです!



■ライトノベル系


→『ファミ通文庫 9月刊発売中
 (FBOnline)
 9/30に発売されました。

 わたしの注目作はなし。


 (ザ・スニーカーWEB)
 10/1に発売されました。

 わたしの注目作はなし。


 (HJ文庫)
 10/1に発売されました。

 わたしの注目作はなし。
 刊行点数少ないですね。


 (講談社ラノベ文庫)
 10/2に発売されました。

 『それでも、好きだと言えない』は青春恋愛系ですかね。


■社会

 (ハフポスト)
 エヴァが25周年を迎えたそうです。

 間違いなく1時代を築いた作品です。
 次の映画で終わりになるのかな?