2014年6月18日水曜日

とある魔術の禁書目録2  8個星です!!

タイトル : とある魔術の禁書目録2
賞種   : ―
出版   : 電撃文庫
著者   : 鎌池 和馬
イラスト : 灰村 キヨタカ


今日のインプレダクションはコレ!
学園異能ファンタジー作品です!


評価は
★★★★★★★★☆☆
8個星です!!


そのふざけた幻想を・・・!

塾に閉じ込められた娘を
救出に赴くが――
ルビが飛び交う学園異能ファンタジー
それなりに面白かった!
始まりから暫くは完全にラブコメ
今回は『内に潜む違和感』というところかな
当麻の『記憶を無くす前の自分』を抱える心境しかり、
敵のダミーしかり、ステイルの人間臭い部分しかり
コンセプトはバッドエンドみたいですけどね
当麻は不幸だ不幸だと言っているんだけど、
トラブルに巻き込まれるだけで
必ずしも不幸ではない気がするかな


今日の甘口!

・流れ
  巫女装束の娘と出会いました
  でもその娘は
  とある塾で囚われの身になっていると
  後で知る事になる
  魔術師に連れられて主人公はその塾へ行き、
  塾から巫女娘を救い出そう、という流れ
・テイスト
  異能といっても異能バトルほど
  バトル要素は無く、
  言葉の応酬の方が多いです
  主人公が相手がどんなに悪い奴でも
  とどめは刺しませんって系統なので
  その分軽く読めるかな
  でもルビ多いし文章はクセが強いので
  つっかえる事は多いかも
・キャラ
  主人公【上条当麻】は
  信じるとか人の死を見過ごせないとか
  そういった白系統という造形
  ヒロイン勢は今回あまり出番無し
  【インデックス】は子供っぽい
  巫女娘【姫神秋沙】は巫女装束着てるけど
  巫女じゃない、自身を魔法使いという
  ちょっと電波系?


今日の辛口!

・構成
  ちょっと構成は気になったかな
  当麻は常に巻き込まれ型であり、
  カウンター型
  待っていればおいしいシーンがやってきて、
  後はかぶりつくだけ・・・というか
  ストーリーをもう少し
  手厚くしてほしいかなーとは思った
  これは好みの問題なのかな


以上、
言葉の応酬、な?!
学園異能ファンタジー作品でした!


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