2014年6月16日月曜日

シバキヨ!  6個星です!!

タイトル : シバキヨ!
賞種   : ―
出版   : メディアワークス文庫
著者   : 安彦薫
イラスト : ―


今日のインプレダクションはコレ!
時代劇コメディモノです!


評価は
★★★★★★☆☆☆☆
6個星です!!


世をしばく者

母の薬を江戸に取りに来たはずが、
法で裁けぬ悪人を懲らしめる役目を負い――
軽いノリの時代劇
微妙だったかな
悪人を懲らしめるという王道部分を
もっと全面に押し出したスカッとする
作りの方が良かったかも
語り口とか時代っぽい雰囲気は
出ている気がするけど
掛け合いにあまり馴染めなかった
後半で雰囲気が反転したりするのも
ちょっと違和感
どっち方面に行くのか一貫したものに
した方が良かったように思われるため惜しい


今日の甘口!

・流れ
  時は元禄
  病気の母は薬を飲む生活を
  送っていたが、その薬が滞ってしまった
  薬は江戸に行けば手に入るらしく、
  主人公は取りに行く
  だが江戸で冤罪で捕まり、死罪となってしまう
  何故か斬首は免れたが、
  怪しげな指令を受けてそれを
  こなす生活になってしまった・・・という流れ
・キャラ
  主人公達は朱雀とか玄武とか
  方角の四神? の名を与えられています
  主人公【亀】は玄武
  お喋り女子【すずめ】は朱雀
  おバカ担当【虎】は白虎
  クールな侍【竜之介】は青龍
  この四人が軽いテンポの掛け合いを
  しながら指令をこなしていく感じですね
  指令はだれだれを懲らしめろとか
  だれだれを探れとか
  そんな感じ
・テイスト
  時代劇としては結構軽いので
  悪人を斬る! な感じでなくても良いなら
  まぁ楽しめるかも
  最初軽いけど後半なんだか重くなっていく
  展開でもあるので、
  そこもちょっとライトじゃなくても良いなら、
  という覚悟が必要かな


今日の辛口!

・ノリ
  法で裁けない悪人をしばくよーという
  コンセプトは時代劇
  の王道といった感じで良いと思います
  でもなんか途中の紆余曲折で
  あまり乗れなかったり
  悪人を懲らしめるものの斬らないのかーとか
  ああでも、最後の最後は斬るんだけどね、という感じで
  どうも演出が良くなかったような気がしますw
  方向性をしっかり定めた方が良かったかと


以上、
シバきて候、な?!
時代劇コメディモノでした!


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