2015年5月17日日曜日

竜宮ホテル 魔法の夜  読みました!!

タイトル : 竜宮ホテル 魔法の夜
賞種   : ―
出版   : 徳間文庫
著者   : 村山 早紀
イラスト : ―


今日のインプレダクションは一般文芸のコレ!
ファンタジー作品です!


メリークリスマス

クリスマスパーティには
不思議な出会いがあり――
あやかしと過ごすファンタジー
今回も良かった
今回はひなぎくを連れてパーティに出席
主人公の作家女性は記憶が
全般的に曖昧になっているけど、
曜日の感覚がなくなる仕事の仕方を
していると全体的にぼんやり
してしまうこともあるかな~と思う
今日は何月何日で何曜日と意識しないと
日々は飛び去っていってしまうから、
自分も意識して日々を過ごさないとなあと思った
癒しの作品を主に書くからといって
癒し製造機ではない、
という本音も良かったです
芸能人が役柄からイメージが作られて
しまったりしますがそれはあくまで役です、
というのに似ているかも


今日の甘口!

・流れ
  街の文化人が集う
  クリスマスパーティが
  開かれることになった
  ひなぎくと一緒に参加しようと
  決めていた作家・水守は
  締め切りの近い原稿に追われ
  パーティの存在自体を失念していた
  当日になって周囲に言われて
  それを思い出し、大慌て
  おめかししてひなぎくと一緒に
  パーティ会場のホテルへ行く
  するとそこにはライオンの霊と
  共にいる少女がいて、
  何だか気になる子だが・・・という流れ
・テイスト
  今回はそれぞれの登場人物の
  身の上や過去エピが絡み合い、
  収束していくという構成が
  分かりやすいロジック的なテイストです
・キャラ
  【水守 響呼】は主人公女性
  癒し系の物語を書く作家
  【ひなぎく】はあやかし少女
  猫耳がついているけど普通の人には見えない
  純粋な子
・日常
  じっくり読んでいると、
  日常何となく過ぎていってしまう
  ところでこんなことを気付いた、
  みたいな感じにさせてくれる
  言葉が随所にあります
  読んで良かったと思える一冊ですね
・気に入った言葉
  笑うこと、幸せであること
  それは永遠に続くことではないけれど
  だからこそ尊いものなのだ
  ・・・わたしはステレオタイプに
  『今を幸せだと思いなさい』とは言いません
  そんな自己欺瞞をしても歪になるだけですからね
  ですが、どんなに辛くても
  その中にどこか一点でも
  小さな幸せを見つけられると
  良いと思います


今日の辛口!

・特に無し!
  突っ込みたいところは
  特にありませんでした!
  この作家さんの他の作品も
  注目してみたいところですね


以上、
クリスマスの季節、な?!
ファンタジー作品でした!


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