2015年5月22日金曜日

つめたいよるに  読みました!!

タイトル : つめたいよるに
賞種   : ―
出版   : 新潮文庫
著者   : 江國 香織
イラスト : ―


今日のインプレダクションは一般文芸のコレ!
日常系作品です!


色んなじんわり

静かに穏やかに、
そして最後にふっと余韻を残す短編集――
ちょっと不思議の入った日常系
かなり良かった!
とても短いお話の中に、
ふっと心に小さな波を起こす感覚
それから後で振り返ってみると
自分の中で想像の幅が広がっていき
小さな波はいかようにも
反響させることができる・・・
そんな風に想像の余地や補完の
楽しみを与えてくれる一冊
言葉の端々に時間や時代を
感じさせるものがあり、
いくつもの旅を経験させて
くれたような気分になれました


今日の甘口!

・流れ
  飼い犬が亡くなってしまい
  悲しみに暮れる女性
  アルバイトから帰ってきたら
  もう死んでいて、
  飼い犬【デューク】との思い出が
  溢れて胸が詰まっていた
  それでも今日もアルバイトに
  行かなければならない
  元気よく行ってきますと
  行ってドアを開けて外に出たけど、
  ドアを閉めた途端涙が溢れてきて
  アルバイト先への道のりを
  泣きながら行った
  そうしたら途中で男性が
  電車で席を譲ってくれた
  男性は泣き続ける女性を見守ってくれて・・・という流れ

  ・・・ほか短編集
・テイスト
  1篇が10~20ページなので
  さくっと読むことができます
  出てくる言葉からして
  多分中年以降の方でも
  充分読める『積み上げてきたものの厚さ』
  があると思われます
・キャラ
  【私】
  21歳でアルバイトをしている
  【洋子】
  中学生でちょっとどんくさくて
  家庭科のい残りをさせられている

  ・・・ほか多数


今日の辛口!

・特に無し!
  突っ込みたいところは
  特にありませんでした!
  これは親とかにも
  オススメしたいところです


以上、
超短編が詰まった?!
日常系作品でした!


0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。