賞種 ： ―
出版 ： 電撃文庫
著者 ： 杉井光
イラスト ： 崎由けぇき
今日のインプレダクションはコレ！
ファンタジー作品です！
評価は
★★★★★★★★★★
１０個星です！！
王国の葬式
世の中に起こる吸血事件
その対策部署は――
対吸血鬼のファンタジー
非常に面白かった！
事件の非情な硬質な側面と
日常の掛け合いの和やかな側面が
うまくオンオフを切り替えてくれて
メリハリのついた読み口が良かったです
とにかく上手いと言わざるを
えないですね
今日の甘口！
・流れ
世の中に吸血鬼が出現
するようになり、
それは病気と認定された
血を吸われた者が感染し他の者の血を求め
それが広がっていく
その対策となる法律が作られたが、
それは吸血鬼として狂暴化した者から
人権を剥奪し、
殺害するのを可能とするものだった
警察でも特別な九課という部署でなければ
吸血鬼の対処ができないが
そこは実質少女一人だけがいた
何度新入りが配属されてもすぐ辞めていってしまう
そしてまた新入りが配属されたが・・・という流れ
・テイスト
特殊な部署の刑事として
吸血鬼事件に対応する、
ということで特殊なお仕事系
と言っても良いかもしれません
そして事件にかかわることで
色んな人生経験を積んでいく感じですね
・キャラ
【紅朗】
対吸血鬼部署の新入り男性
真っすぐで燃えている
【倫子】
対吸血鬼部署のメインメンバー
自身も吸血鬼の女性
見た目は中学生
【矢神】
紅朗や倫子たちを観察する立場の男性
東大法学部卒を連呼するエリートだが
紅朗の前では調子を崩される
今日の辛口！
・全体
突っ込みたいところは
特にありませんでした！
以上、
対吸血鬼課、な？！
ファンタジー作品でした！
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