2016年7月10日日曜日

僕が電話をかけていた場所  8個星です!!

タイトル : 僕が電話をかけていた場所
賞種   : ―
出版   : メディアワークス文庫
著者   : 三秋 縋
イラスト : ―


今日のインプレダクションはコレ!
非日常系作品です!


評価は
★★★★★★★★☆☆
8個星です!!


おかえりなさい

快方に向かっていたヒロイン
しかしそれは油断で――
不思議な賭けの非日常系
割と良かった
AがBに好意を持っているけど
BはCに好意を持っていて、
みたいにうまくベクトルが
双方向にならない主人公の周囲
賭けの勝利は遠のいて
更にそれぞれの関係が崩れていき
一体どうなるのか・・・!
そこまで追い込まれなければ
踏み出せない一歩がある、
といった感じでした


今日の甘口!

・流れ
  星空を眺める女の子・唯のため
  主人公・深町は
  望遠鏡で星を見てみることを
  提案する
  ちょうど友人・裕也が望遠鏡を
  持っていたので頼み込んで
  みることに
  裕也は渋っていたが
  何とか貸してくれることになり
  深夜の天体観望が始まる
  塞ぎこんでいた唯の心が
  徐々に解れていくかに見えたが・・・という流れ
・テイスト
  どこまで行っても恋の
  お話としてはブレません
  そして「捻くれの恋」ですw
  抑圧が長いですが
  じっくり読んでいきましょう
・キャラ
  【深町】
  主人公少年
  捻くれ系
  【唯】
  深町の痣が消えた代わりにこの娘に痣ができた
  落ち込みヒロイン
  【千種】
  捻くれヒロイン
  【裕也】
  歯に衣着せぬ物言いの少年
  遠慮が無いが信頼できるところがある


今日の辛口!

・全体
  刊行本数を重ねる内に
  手慣れてきて技術が
  上がってきた感じがします
  ただ、その分個性がやや
  薄れてしまったかな?
  かっちりしたロジックをどこか
  崩すようにするともっと良くなるかもしれません


以上、
捻くれの恋、な?!
非日常系作品でした!


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