2017年8月12日土曜日

終末のフール  読みました!!

タイトル : 終末のフール
賞種   : ―
出版   : 集英社文庫
著者   : 伊坂 幸太郎
イラスト : ―


今日のインプレダクションはコレ!
現代ドラマ作品です!


何して過ごす?

あと3年で地球は終わる
その世界でどう過ごすのか――
設定にファンタジーアリの現代ドラマ
なかなか良かった
あと何年で必ず死ぬという
余命宣告系統ですが、
小惑星の衝突、以上。
というずいぶん淡白な設定ですね
こうした舞台設定で
なるべく穏やかなものを、
というところが日本的な商業作品だなと
感じました


今日の甘口!

・流れ
  8年後に小惑星の衝突で
  地球が終わる
  そんな発表があってから5年後
  一時は暴動に犯罪に大荒れだったが
  小康状態になり、
  外を安全に出歩けるくらいになった
  仙台にある『ヒルズタウン』
  そのマンションの住人達は
  多くがいなくなっていたが、
  残っている世帯もそれなりにいた
  残った住人達は何を思い、
  残りの時間を使っていくのか・・・という流れ
・テイスト
  地球滅亡という設定が
  唯一のファンタジーで、
  その中で色んな性格の人達が
  出てきて
  どう思うのか、
  ということを描いていきます
・キャラ
  ヒルズタウンの住人達
  ※たくさん出てきます


今日の辛口!

・全体
  終末が迫った中で
  小康状態にある時期を
  描いたのが何とも日本の商業作品らしいな
  という気がします
  まあそこにそこまで文句は無いのですが、
  人間性が一番出るのはやはり
  極限状態にある時
  なんじゃないのかなとは思いました


以上、
ヒルズタウンの住人、な?!
現代ドラマ作品でした!


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