2014年12月26日金曜日

万能鑑定士Qの短編集1  読みました!!

タイトル : 万能鑑定士Qの短編集Ⅰ
賞種   : ―
出版   : 角川文庫
著者   : 松岡 圭祐
イラスト : ―


今日のインプレダクションは一般文芸のコレ!
事件簿作品です!


多くの出会い

莉子が質屋に出向してきた
そこで繰り広げられる攻防は――
鑑定眼の光る事件簿
これも面白かったです!
短編集ということで
サクっと区切りがつきますので
毎日少しずつ読みたい
という場合に良いかもしれません
小笠原君が高額な物を質屋に持ってきたり、
その両親が莉子が対面したりと
新たな情報も出てきて良かったです


今日の甘口!

・流れ
  代官山の質屋に
  招かれた万能鑑定士
  そこでは色んな物品が
  鑑定待ちとなっていた
  その中で、質屋としては本物と
  思っていた物が実は偽物
  という『超スーパーコピー』が
  発見される
  それを持ち込んだ輩はその後も
  次々本物と区別のつきづらい
  物を持ち込んでくるが、
  その意図はなんだろうか・・・という流れ

  その他短編が収録されています
・テイスト
  短編集というだけあって
  1つの事件が解決するのは早く
  サクっと読める感じですね
  毎日少しずつ読みたい人に
  オススメかも!
・キャラ
  【凜田 莉子】は万能鑑定士
  クールな美人の外見だけど感受性が強く素直
  鑑定能力を活かし事件を解決する
  【香河崎 慧】は質屋店主
  高慢で商魂たくましい
  【駒澤 直哉】は質屋の従業員
  香河崎を叔父に持つ
  女性のハートを掴むイケてる男
  【丹波 彰】は敵役
  次々偽物を持ち込んで鑑定をさせてくる

  他多数、小笠原君も出てきます!
・前振り
  短編だからか、
  前振りがはっきりしているのが
  特徴ですかね
  質屋が高額品を預かる時
  『保管室は施錠もしてるし廊下に防犯カメラもあるから安心だね』
  っていう感じで、
  ああこれは盗まれる前振りかなw
  と、作者と読み手の約束事で『さぁここから始まりますよ』
  という合図に見えて面白いです


今日の辛口!

・特に無し!
  突っ込みたいところは
  特にありませんでした!
  毎度楽しませてくれるシリーズです


以上、
質屋に招かれた?!
事件簿作品でした!


0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。