2014年12月15日月曜日

蒲生邸事件2  読みました!!

タイトル : 蒲生邸事件2
賞種   : ―
出版   : 大活字文庫
著者   : 宮部 みゆき
イラスト : ―


今日のインプレダクションは一般文芸のコレ!
ファンタジー作品です!


失敗

やってきた蒲生邸
そこで見たものは――
時間旅行のファンタジー
けっこう面白かった!
現代とのギャップを入念に描いた
ところが今回の特徴かな
主人公の幼さがどうも
周囲を面倒に巻き込んでしまう様子
歴史がどうあっても一つ一つの事象に
向かって進んで行くというのは
なかなかもどかしい設定を
思いついたな~というところ
終わりでは蒲生邸が大変なことになってて衝撃を受けた


今日の甘口!

・流れ
  二・二六事件当時の蒲生邸へ
  時間旅行でやってきた少年
  時間旅行能力を持つ男からは
  部屋から出ないように注意されるが、
  少年は好奇心や疑いを持って
  動き回る
  本当にここは過去なのか、
  確証を得たい・・・という流れ
・テイスト
  今回は過去にやってきたけど、
  それって本当? 舞台セットで
  騙しているんじゃないの?
  みたいな疑いを持ち、
  本当に過去かどうかを確かめて
  みようというテイストです
  主人公がそうして動き回ることで
  過去を一層印象付ける回になってますね
・キャラ
  【孝史】は主人公少年
  卑屈であまり頭がよくない
  【平田】は時間旅行能力者
  偽名であり、本名は別にあるらしい
  いつも暗い雰囲気を纏っている
  【ふき】は蒲生邸の女中
  美人で気が利く
・表現
  過去を印象付けるために
  色々と描いてあるけど、
  例えばトイレとか
  蒲生邸では和式しかない
  だから主人公はレバーを引く
  こともないところにすっきりしない
  感想を持ったりします
  そういう所にああ過去なんだねっていう
  感触が読み手にも伝わってくるというか
  日常からファンタジーへ行く系は
  そうした『現代との違い』を鮮明にする
  描き方をすると良いかもしれませんね


今日の辛口!

・特に無し!
  突っ込みたいところは
  特にありませんでした!
  次巻の動きに期待します~


以上、
過去かどうか確かめる?!
ファンタジー作品でした!


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