2014年3月6日木曜日

代償のギルタオン2  6個星です!!

タイトル : 代償のギルタオン2
賞種   : ―
出版   : スーパーダッシュ文庫
著者   : 神高 槍矢
イラスト : おぐち


今日のインプレダクションはコレ!
ロボットバトルモノです!


評価は
★★★★★★☆☆☆☆
6個星です!!


死なない方に一万ルロ

革命家や軍からの誘いがあり、
都合の渦を拒み続けるが――
革命家にトンデモ言動させて
主人公に否定させるとゆー
安っぽいドラマにガッカリ
次々出てくる過去エピも
わざとらしさが出過ぎてました
1巻が良かっただけに期待
していたのですけどね、残念
主人公の姉さんの場面だけは好きでしたー


今日の甘口!

・姉ちゃん良い味出してて大好き!
  主人公の姉ちゃんが少し
  大人になったイラストに!
  相変わらずのデキる感じの
  会話運びがツボでしたw
・主義主張
  今回も前半から主義主張を
  ぶつからせる気まんまんなのが窺えます!
  ただ今回は、それぞれが渦になって
  ぶつかり、何かを描き出してゆくとゆーものでは
  なさそーです
  でもやっぱり、ぶつからせる
  ためにキャラの思想が尖り過ぎて
  いるのはあるね
・イラスト
  イラストは雰囲気が出てきていて好き!
  絵も巻が進むと良くなって
  くるんだね~
  絵師のイメージが強固になるからか?
・スイーツ合戦
  嫌な奴の親玉みたいなキャラは
  スイーツ大好き
  しまっておいた大事なケーキを
  研究者に盗み食いされて
  激怒するのはなかなか面白かったです


今日の辛口!

・主義主張はただ尖らせるだけじゃダメなんだよね
  革命家にトンデモ発言や行動をさせて
  主人公に否定させるとゆー
  安っぽいドラマになってしまいがっかり
  革命家を悪者にするだけの
  思考停止な論理で良いなら
  世界中とっくに幸せになってます
  一応バランス取ろうとして悲惨な過去エピ
  出してくるんだけどそれもわざとらし過ぎて・・・
  今回なら展開を変えれば悲しみの連鎖に
  言及できたのに残念です
・こんなんじゃ他力本願にノーと叫びたいよね
  最後、軍の嫌な奴を倒しましたー
  てなるんだけど、
  主人公の妹の声で「ダメ!」と聞こえて、
  命まではとりませーんとゆー展開になります
  1巻で革命家はぶっ●しておいて
  軍のそいつはダメってーのが
  ステキ過ぎて私はモヤッとしましたー!
  主人公は手を下さない=白じゃなきゃダメ
  って層のウケを良くしたいから
  でしょーか(1巻で既に★ってるのに・・・)
  理不尽な軍の嫌な奴に
  報いは受けてほしー、
  でも主人公には手を汚させたくない、
  だから周囲に報復させようって
  感じになっちゃってるんだよね
  今回の場合、ギルタオンの代償が報復となって、
  軍のそいつは一年もの眠りに
  つくハメになりましたとさ
  理不尽な奴に報いを受けさせたいなら、
  どーせなら主人公がやってほしい、他力本願じゃなくてさ
  『倍返しだ!!』とか叫べばいーんですよ!
・全体的に熟成されてない気がするんだよね
  主人公の妹の遺体を盲目の娘
  が回収してきましたーとかって
  話が出てくるんだけど、
  ギルタオンが出撃記録すらとられないとかおかしくない?
  つか出撃申請の時点で却下される
  と思うのですがー!
  兵器が個人の自由で出撃できる
  よーなザルな軍に見えないんですけどね


以上、
やっちまったぁ・・・、な?!
ロボットバトルモノでした!


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