2014年1月3日金曜日

瑠璃色にボケた日常 7個星です!!

タイトル : 瑠璃色にボケた日常
賞種   : 第8回MF文庫Jライトノベル新人賞・佳作
出版   : MF文庫J
著者   : 伊達康
イラスト : えれっと


今日のインプレダクションはコレ!
霊能コメディ作品です!


評価は
★★★★★★★☆☆☆
7個星です!!


届け、渾身の一球!

身体を壊した元エースピッチャー
が出会う除霊体験
学園・変な部活と舞台はバリューセット
ですがその色は強くなく、
破天荒な少女の背負う過去の描写が
割としっかりしていたり、
幽霊についての存在の主体について
言及していたりするので、
なかなか楽しめるかとー!


今日の甘口!

・設定をきちんと使ってる
  主人公が中学野球のエース
  だったというところを活かした
  事件解決は考えた方だと思う
  最後異能に目覚めたのは
  微妙な気もするけど・・・
・語彙
  語彙が豊富
  ただ読んでて語彙を使い過ぎな
  きらいもあるとは思ったけど
・イラスト
  絵が不思議と惹きこまれる
  これは個人的w


今日の辛口!

・漫才ステージ見たかった
  せっかくギャグを臭わせたのに、
  夏休み最後の漫才ステージ
  という伏線も出たのに、
  それが記述されなかった
  なんでやねん?!
・初作品のためか
  何度も改稿したせいなのか、
  キャラの心理と行動に微妙な
  齟齬が感じられた
  主人公がどの事件も一回
  台無しにする、という段取りを
  組んだばかりに、それを止められる
  はずのヒロインが何故が台無しに
  するまで黙っている、とか


以上、
滑り出しとしては順調そうな?!
学園を舞台にした霊能コメディ作品でした!


1 件のコメント:

  1. 【選評スコープ!】
    審査員講評を見てみると、
    どちらかというと一般文芸に近い、
    ただ文章はハイレベル、
    といった感じでした!

    ★ 審査員講評 ★
    (投稿時タイトルは『オカッパニカッパ』)

    私は読んでみた感じ一般文芸には
    あんまり見えないんだけど、
    MFではライトノベルとはこうだーって
    いう定規がわりと決まっている
    感じなんでしょーかね

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