2014年1月7日火曜日

緋剣のバリアント 6個星です!!

タイトル : 緋剣のバリアント
賞種   : 第24回前期ファンタジア大賞・銀賞
出版   : 富士見ファンタジア文庫
著者   : 小山 タケル
イラスト : マニャ子


今日のインプレダクションはコレ!
純ファンタジーモノです!


評価は
★★★★★★☆☆☆☆
6個星です!!


救え、蝕みから

樹木と対話する能力を持つ少女が
剣士風の少年と出会い、霊樹を
狙う神父と対峙する
世界観や設定が王道的
ファンタジーが好きな人向けです!


今日の甘口!

・純ファンタジー!
  世界は剣と魔法の純ファンタジー!
  学園モノはもうお腹いっぱい・・・
  という人ならほっと安心できる
  世界観ではないでしょーかっ
・王道設定!
  特別な血筋で特殊な剣使いの
  少年が活躍、という王道パターン
  とにかく王道を攻める作者の
  考え方は一貫しています
  世界観やキャラは往年の
  ファンタジアっぽい雰囲気
  あるため、ラノベ初心者に
  とっつきやすいのでは


今日の辛口!

・エピソードが少ない
  一冊読んで一冊分の分量があった
  ように思えない
  場面が少ないからだと思う
・掘り下げ足りず
  人間の業とか記述し出したと思ったら
  途中でごにょごにょっと濁したり、
  霊樹を伐り倒す事への色々な感情も
  記述したけどごにょごにょっと濁したり、
  で、最後はおきまりの
  「俺がこうしたいからこうしてる」
  とか「私を信じて」とかのセリフを
  吐きながら敵を倒すというパターン
  業を書くなら相当考えないと
  うまい事書けません
  人間の悪い部分に言及すると
  過剰反発する人が多いため、
  この手のものを扱うのは難しーのです
  これらの反発も跳ね返す位の覚悟
  が無いなら扱わない方が良いでしょう


以上、
世界観や設定がほっと安心できる?!
純ファンタジーモノでした!


1 件のコメント:

  1. 【選評スコープ!】
    審査員コメントを見てみると、
    ストーリーも文章も非常に高レベル、
    キャラも立っていて
    二話入っているのがお得感あり、
    ただ樵のキャラブレがあった、
    といった感じでした!

    ★ 審査員コメント ★
    (この中のかなり下の方)
    (投稿時タイトルは『森の樵は陽気に歌う』)

    ありゃー
    審査員は二話入っていてお得だと
    感じているので私とは正反対の感想
    みたい
    私の感覚だと『この一冊で二場面
    しかない』なので
    四場面くらい入れられたんじゃないか
    なーとか思うのは私だけか?!
    まープロがそう言う以上は
    そう、なのかなぁ・・・?

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