2014年1月26日日曜日

エンド・アステリズム 6個星です!!

タイトル : エンド・アステリズム なぜその機械と少年は彼女が不動で宇宙の中心であると考えたか
賞種   : 第11回スーパーダッシュ小説新人賞・優秀賞
出版   : 集英社スーパーダッシュ文庫
著者   : 下村 智恵理
イラスト : 黒銀


今日のインプレダクションはコレ!
謎めいたロボと思索モノです!


評価は
★★★★★★☆☆☆☆
6個星です!!


なかったことに、したくない

長いいじめとコンプレックス
何となくで乗り継いでいった電車
何となくで降りた駅では、何故か
美少女が迎えに来て――
文字数もページ数も多くて読む
のが大変ですが、
謎めいたロボと思索が主体
で、それが好きな人には良いかも?


今日の甘口!

・理由付け
  ヒロインとおいしいシーン
  になるための理由付けは
  お手軽より良かった・・・かな?
  植え付けられた恋心っていう
  発想は良かった
・言葉
  不特定多数というふわふわ
  とした言葉を突き詰めるような
  明示しようというような
  ところは良かったと思う
・文章
  少々キザったらしいけど
  しっかりした文章だとは思う


今日の辛口!

・狙ってる?
  エヴァを想像させたいのか?
  という振りのような文章
  あとがきにそーゆーようなこと
  書いてあるのかと思ったら
  書いてないし、なんなんだ?
・読むのが大変
  戦闘中のトリップが長いのは
  序盤でやられると入り込めない
  文字数もページ数も多過ぎ
  と思ってしまった
  一言でいえば、これは論文
  興味ある分野だったら
  良いのかもしれないけど、
  私は興味が向かなかった


以上、
思索好きな作者、な?!
謎めいたロボと思索モノでした!


1 件のコメント:

  1. 【選評スコープ!】
    選考委員のメッセージを見てみると、
    文章良くセンスも良い、
    キャラは駒でない形にしてほしい、
    世界の視点が無い、
    文体、小道具など組み合わせが良かった、
    といった感じでした!

    ※新人賞形態が2014から変更となるため
     古いページはばっさり削除されました
     以下に掲載するリンクはキャッシュです
     キャッシュもいつかなくなるかも?

    ★ 選考委員のメッセージ ★
    (投稿時タイトルは『Draglight/5つ星と7つ星』)

    文章という面では確かに
    この時の大賞や特別賞に
    比べると抜きんでています

    ただ、筆力が高いかと言われると
    何とも言えない感じ
    何故かというと、
    比べる相手が低過ぎるから
    この時の大賞や特別賞は
    筆力で言うと厳しいレベルの
    ものばかりです

    巨頭をオリンピックとするなら、
    今回のこの賞は町内大会
    まぁ町内大会は言い過ぎでも
    良くて県大会?(国体ですらないのは変わらない)

    本当の戦いは作家になってからとなります
    頑張って下さい

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