2014年1月7日火曜日

第24回前期ファンタジア大賞 まとめます!

読了しましたので、まとめま~す!


第24回前期ファンタジア大賞
応募総数 : 1113本!
◆――――――――――――――――――――――――――――――――◆
★★★★★      大賞&読者賞 再生のパラダイムシフト
★★★★★★★★   金賞     勇者リンの伝説
★★★★★      銀賞     ウチの彼女が中二で困ってます。
★★★★★★     銀賞     緋剣のバリアント
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ギンレイの【振り返りま賞!】

全体的に、
危機的状況だと思います
デンジャラスです!
根本的な所で考え直す必要が
あるように思えます


【選評スコープ!】

総評らしきものが見付けられなかった
ので、選考過程について特記を上げると、
一次で落ちるのは何か問題があるはず
だから投稿前に友達に見てもらってね、
それから読者モニターが選考に関わる
といった感じでしょーか

★ 選考過程 ★

受賞作が非常に高い確率で
お手軽ハーレムです
1000本以上も応募があるのに
ダイヤの原石を一次選考でバシバシ
落としてしまっているのでは
ないでしょーか?


ギンレイの【考察しちゃうぞ!】

ダイヤの原石を逃してしまう
それは何故か?
そこに迫ってみようと思います

『締め切りを二回にした事』による可能性

結論から言うと半々でしょーか
何故なら、
選考作業が大変になったとも言えるし
そこまでか、とも言えるからです

まず大変になった、と言える要素
  締め切り二回にしても、一回分が分かれる
  わけではない、だから見なきゃいけない
  作品数が増える
  (今まで1000本の応募だったのが
   500本500本になるわけではない
   思った以上に多くて1000本1000本
   近くになってしまった)

一方で、そこまでか、と言える要素
  一回の選考で一年かかるわけではない
  だからこそ二回に分けたんだろーし

選考作業が大変になればついつい
各作品を雑に読むようになってしまい、
・・・というか、最悪あらすじで一次選考
とかね、そんな感じになってしまう
事も考えられるわけです
だから『大変になったかどうか』は
重要な材料になりますが、
上記の要素から半々だと言えます


『読者モニター』というものの可能性

編集サイドの人達にとってはタブー
だと思うんですが、
触れたいと思います

結論から言うとここはでかいと思います
何故なら、
偏りを考慮していないからです

ここで考えるべき要素は、
統計的な考え方と実態の乖離です

まず統計的な考え方を要素とします
  全体を100とした場合、
  100全部をサンプルとしなければ
  統計とならないわけではありません
  ある程度のサンプルでも、
  こういう傾向にある、あるいは
  こういう傾向であるという意識付け、
  はできるわけです
  こういう意味では読者モニター
  をもって『読者の声』となります

一方で、実態としてどうか、という要素
  読者モニター、またはアンケート
  に熱心に応募する人達が、
  真に『好みの作品が広く分布』しているか?
  現状を見るに、ノーだと思います
  かなり偏っているかと
  アンケートとかの人気序列が出る一方で、
  販売数と見比べた時に齟齬を感じる
  人は分かるかと
  アンケートやらモニターやら、そういった
  声を強く上げる人にハーレム好き
  が多かったからこそ、
  本賞の結果、並びに昨今の流行が
  生まれたのではないでしょーか
  (これについてはさらに掘り下げられそうな
   気もするので、機会があればまた
   触れてみようと思います)

読者の声はあくまで読者賞、というところに
収まる建前となっていますが、
多分大賞に多大な影響を及ぼしているかと
だって、
読者の声を聞き、反映し、売り上げアップ
この言葉だけ聞けば理想な循環じゃないですか
編集サイドの本音を探ると、
こういうシステムをとっている以上、
退くに退けない
(退いた時のバッシングが恐ろしいので)
ところがあるんじゃないかなー・・・
そうでなく、本気でこれこそがラノベ読者の
声に応えている!
と思っていたらヤバイですよ


えーこのままだと考察だけで本に
なってしまいそうなので、
ここら辺にします

ダイヤの原石を何故逃してしまうか、
を見詰め直す事が必要だと思います


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