2015年9月21日月曜日

放課後の魔法戦争  8個星です!!

タイトル : 放課後の魔法戦争
賞種   : ―
出版   : 電撃文庫
著者   : 鈴木鈴
イラスト : さらちよみ


今日のインプレダクションはコレ!
バトルファンタジー作品です!


評価は
★★★★★★★★☆☆
8個星です!!


工房長に

魔法を使えないのに
魔法の戦争に巻き込まれて――
バトルファンタジー
けっこう面白かった
雰囲気としては異能バトル
展開や枠組みは王道系で
反抗や友情といったキーワードが
見られます
ジョーカー的な能力で
自分より強い相手に立ち向かっていく
姿が良かったですね


今日の甘口!

・流れ
  メイジという魔法使いたちがいて
  独特な社会を作り上げていた
  偉大なメイジの父を持つが
  能力を受け継げなかった
  普通の少年は
  父の死で転機を迎える
  魔力の源は工房から
  生み出されるシステムに
  なっているが、
  父は工房を持っていた
  これを放棄し、
  他の工房に譲ることにしたのだ
  幾つかの工房で戦争して
  勝ち残った所が譲渡先となるが
  一般人である少年は
  もはや関係の無いことと
  思っていた
  しかしいざ開始されると
  巻き込まれてしまい・・・という流れ
・テイスト
  理不尽な状況に追い込まれ
  生き残る術を模索していく
  感じです
  明確な敵や敵と言ってもグレー
  みたいな曖昧な中で
  共闘も生まれていく
  といった要素もあります
  でもサバイバルゲームの要素は
  強くはありません
・キャラ
  【三九郎】は主人公少年
  父が偉大なメイジだったけど
  その能力を受け継げなかったらしい
  卑屈な性格
  【ねねこ】
  幼馴染ヒロイン
  快活な性格
  【華夜】
  樹木を操ったり回復魔法を使うメイジ
  可憐な女の子
・見下し
  ラノベでよく使われる
  『見下してんじゃねえ!』という
  メッセージですが、
  メイジ達は魔法の使えない
  普通の人間を踏みつけにして
  奪って生きているという構図です
  そこに魔法の使えないメイジの
  主人公が反抗するわけです
  とすると、
  メイジという立場を人間に置き換えると
  人間は動植物を踏みつけにして
  奪って生きているわけなのですが
  そこら辺は触れて
  いませんでしたねw


今日の辛口!

・全体
  少し懐かしい感じが
  したのでけっこう書いてる
  人っぽいなとw
  良かったんだけど
  ガツンとしたものは無かったかな


以上、
工房を巡って・・・、な?!
バトルファンタジー作品でした!


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