2015年9月16日水曜日

《番外編》『憲法なんて』と言うと独裁国家になってしまう

安保法案の
参議院がもう
強行採決という
ところまで来て
しまいましたね

今日は憲法と国家
ついて書こうと
思います


■改憲派にも反対の人がいる

巷では
『アメリカの押し付け憲法なんて要らない』
といった書き込みを
見かけます

しかしこの『憲法なんて』
という言葉は
軽いものではありません

改憲派の中にも
安保法案に反対の
人がいます
『改憲するにも憲法には
 意義があるという立場
 でなければならない』
という考え方です

憲法の解釈を変えて
しまえば何でもできる
という解釈改憲はNGで、
もし集団的自衛権をやりたいなら
きちんと改憲を経て
それからやりなさい、
要はルールを守れ
ということを言っています


■ルールを守る人守らない人

憲法違反をして
法律を作れば
『ルールを破って新しいルールを作る』
こういう破綻した
手続きになってしまいます

ルールを守れという人達は
『憲法なんて』と言って
ルールを守らない人達と
この点が違います


■独裁というもの

もう1つ重要なのが
憲法と法律の関係です

調べてみると
『法律は国民を制限するもの』であり
『憲法は国家権力を制限するもの』だそうです

ということは
『憲法なんて』と言って
ルールを破ってしまえば
国家権力を制限するものが
無くなります

それはどんな国ですか?

そう、独裁国家です

このように
現政権というのは
強権発動だけでなく
論理的にも独裁なのです

学者で安保法案に
反対している人には
現政権を
『独裁政権』
『北朝鮮並み』
と評している人がいますが
それにはこうした
論理の裏打ちがあるのですね


■終わりに

『憲法なんて』と言うことは
『独裁国家になりたい!』
と言っていることと同義
ですので、
軽いものではありません

周囲によく分かって
いない人がいたら
教えてあげましょう


ではまた!


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