2015年10月12日月曜日

ギンレイの【考察しちゃうぞ!】世界観で読み手を引き込む

今日は久々の
小説に関するコラムです

読んでいて
思いついたことを
書きます


■世界観

今回は世界観の
出し方についてです

これが必要となるのは
ファンタジーなどの
『ここではないどこか』
となります

ラブコメとかの
学校と家と町を
行き来するだけのものでは
そもそも世界観は
あなたの生活している日本です
ってことになるので
必要ありません


■読み手

ファンタジーを
例にとると
そこがどんな世界か
というのが
初期状態では読み手は真っ白です

ストーリーに力を
注いだために
世界観のイメージ付けが
おろそかになると
読み手は物語に
入って行きづらいのでは
ないでしょうか

では、どんな情報を
与えてあげれば良いでしょうか?


■どんな情報

まずは風景です
主人公たちのいる場所は
どんな見た目をしているのか
人々には亜人もいるのか
これは最初の方で
ある程度書いておくと
良いかもしれません

次は生活です
その世界の人々は何を
食べているのか
どんな風習があるのか
どうやって生計を立てているのか
これはストーリーから
脇道にそれてでも
主人公たちが街に
繰り出すシーンを入れて
書くと良いでしょう

あと、補足情報では
流通や経済も書くと
良いかもしれません
主人公たちが使う武器は
どこから来ているのか
供給元はどこが
取り仕切っているのか・・・
ここら辺は
場合によるかもしれませんね
例えば魔法を使うには
触媒として水晶が必要です
みたいな設定だったら
水晶の流通と主人公たちの
財力でどれだけ購入できるか
という関係を書いておくと
良いでしょう


■取捨選択

まあ思い付くものを
つらつら挙げて
みましたが
それらも手厚く書きすぎると
紙面が苦しくなります

取捨選択を迫られた場合は
物語のキーとなる
またはそれに近い情報を残し
そうでもない情報から
切り落としていくと
良いでしょう

これまで挙げた例では
『魔法に水晶が必要です』
という設定も
その物語が魔法がメインなら
キー情報ですし
魔法が大して使われないなら
そうでもない情報
となります


■終わりに

読み手によって
求める情報の密度も
まちまちなので
さじ加減は
難しいところです

自分の求める
ターゲット層を
想像しながら
探っていけば良いのでは
ないでしょうか


ご清聴ありがとうございました!


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