2014年11月1日土曜日

グランクレスト戦記  10個星です!!

タイトル : グランクレスト戦記1 虹の魔女シルーカ
賞種   : ―
出版   : 富士見ファンタジア文庫
著者   : 水野 良
イラスト : 深遊


今日のインプレダクションはコレ!
ファンタジー戦記作品です!


評価は
★★★★★★★★★★
10個星です!!


決断

魔法師の少女と騎士の少年が出会い、
領地を得て治め始めるが――
王道世界のファンタジー戦記
かなり良かった!
ゼロから出発して領地を持ち、
更に近隣と戦って領地を広げていく
サクセスストーリー
でもうまくいきすぎないよう
バランスもとられている
展開は速いが後半の流れがすごく良い
戦いよりやや外交に比重がある感じかな
戦いでも君主の能力で兵を強化とか
ゲーム要素があったりへえ~と思った
ファンタジーの世界観を存分に
楽しみたい人にオススメ


今日の甘口!

・流れ
  二大勢力の争う世界
  でも両者の息子と娘が結婚して
  平和になろうとしていた
  しかし突然魔物が現れ結婚がご破算、
  二大勢力の君主が死亡してしまう
  これで争いに火がついてしまった
  そんな争いとは無縁でいたかった少女は
  君主の一人に目を付けられ
  そこの契約魔法師にさせられそうになる
  しかし契約に赴く途中流浪の少年と出会い、
  その少年が君主の資格を持っているので
  その場で契約してしまった
  領地無き君主少年と共に少女は
  戦の渦に飛び込んでいく・・・という流れ
・テイスト
  王道ファンタジーの雰囲気が
  存分に序盤から出ていて
  世界観が良い感じです
  最初は戦闘規模が10人とか50人とか
  小さいですが、
  後半に向かって勢力が拡大していくと
  数千~万まで膨らんでいきます
  戦いの前の外交交渉に比重が
  置かれているので、
  戦いが苦手という人でも楽しめるのでは
・キャラ
  【シルーカ】は魔法師の少女
  争いには白い目を向け
  参加したくなかった
  キレ者で凄腕の魔法師
  【テオ】は君主少年
  自分の村を圧制から救いたいという
  志から君主になった
・設定
  君主とは異能の紋章を持つ者を言う
  君主には複数のタイプがあり、
  世襲の者もいれば魔物を倒して
  自力で異能の紋章を手に入れ君主になる者もいる
  テオは後者
  世界設定も二大勢力と
  どちらでもない魔法師の協会、
  それから宗教団体など
  色んな勢力がひしめいています
・かけあい
  シルーカがテオと出会った時、
  まだテオは魔法師と契約できる
  権力がありませんでした
  この権力は他の君主を倒したり
  魔物を倒したりすると上がるのですが、
  シルーカはてっとり早くその場で
  魔物を召喚してテオにけしかけます
  それでテオの権力を上げて自分と契約してしまおう
  とするのです
  『まあこんなところに混沌の魔物が』
  『キミが呼び出したんだよね?』
  『些細なことよ』
  『お、おい!』
  この後テオは魔物と死闘しなければ
  なりませんでしたw


今日の辛口!

・特に無し!
  突っ込みたいところは
  特に無しです!
  続きも気になります~


以上、
王道の?!
ファンタジー戦記作品でした!


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