2014年11月11日火曜日

男子高校生で売れっ子ライトノベル作家を~2  7個星です!!

タイトル : 男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (2) ―Time to Play― (下) 
賞種   : ―
出版   : 電撃文庫
著者   : 時雨沢 恵一
イラスト : 黒星 紅白


今日のインプレダクションはコレ!
日常系モノです!


評価は
★★★★★★★☆☆☆
7個星です!!


タイム・トゥ・プレイ

主人公の回想は
そろそろ終わり――
小説家の日常系
それなりかな
ライトノベルで確定申告の話が
出てくるのはうーむ・・・という感じw
たぶんそこら辺の小説家の
あれこれの部分は
目指す人には面白いと思う
いや、そうでなくてもあまり
書かれることの無い情報だから
それなりに楽しめるかな?
首を絞められているのが明かされますが
うーん・・・それ? という感じだったw


今日の甘口!

・流れ
  首を絞められている主人公
  過去を回想し、
  徐々に首を絞められている
  ところまで近付いていく
  小説家としての生活を
  話しながら、
  劇中劇となる『ヴァイス・ヴァーサ』
  の今後についても触れる・・・という流れ
・テイスト
  小説家としての生活を
  覗くことができるお話
  まあマイナス面の本音は隠されているので
  赤裸々ではありませんが、
  収入の話とか確定申告の話とか
  一風変わったことが書かれていますよ
・キャラ
  【僕】は主人公少年
  社畜系の性格
  【似鳥】はヒロイン
  割と演技派
・表現
  やはり作者が売れっ子というだけあり
  広く売るためのコツみたいなのが見えました
  文章を書くにあたって、
  世の中に徹底的におもねる、
  そういった処世術に長けている人の本は
  広い層に売ることができる→結果として売れるのかなと感じた
  本作を見ていると
  一つ一つの話題に対して作者が
  『これは言ってもいい・これは言ってはいけない』
  という振るいにかけて書いていることが
  すごく見て取れます
  尖った作品というのは作者の『どうしてもこれだけは言いたい』
  というのがあるので、
  それによって敵視してくる読み手がいるわけです
  (私はそれでも尖った作品の方が好きですが)
  まあ、収入だけ増やしたいのであれば
  こうした『敵を作らない作品』というのも
  一つの手なのでしょうね


今日の辛口!

・全体
  作家のあれこれを描いてくれたのは
  良いんだけど、
  やっぱりストーリーとしては
  薄いよなあというのがあるので
  何かもう少しほしいところかな


以上、
一風変わった?!
日常系モノでした!


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