2014年10月25日土曜日

ICO-霧の城-(上)  読みました!!

タイトル : ICO-霧の城-(上)
賞種   : ―
出版   : 講談社文庫
著者   : 宮部 みゆき
イラスト : ―


今日のインプレダクションは一般文芸のコレ!
不思議ファンタジー作品です!


不思議な城

しきたりにより少年は
謎多き霧の城へ送られることになったが――
静かな冒険という感じの不思議ファンタジー
なかなか面白かった
童話っぽい不思議な世界観の
構築がなされていて
雰囲気を楽しむ事ができる
しきたりと生贄、受け容れる人と
受け容れない人、
そんな人間模様がありつつ、
少年は旅立ちます


今日の甘口!

・流れ
  村にはしきたりがあった
  角を持つ子が生まれたら、
  13歳になった時【霧の城】へ
  送らねばならない
  角を持って生まれた少年は
  13歳を迎えた
  帝都からやってくる神官団に
  少年は【霧の城】へ連れて
  いかれる手はずだが、
  その友達は行かせたくないと
  言い始める・・・という流れ
・テイスト
  不思議、そしていくらか童話の
  雰囲気を持った作品です
  雰囲気や空気感が入念に
  描写されているので、
  不思議を味わいたい時にどうぞ
・キャラ
  【イコ】は角を持つ少年
  いずれは生贄として霧の城へ
  送られる運命
  【トト】はイコの友達
  イコが連れていかれるのを
  阻止したいと思っている
  【オネ】はイコの育て親
  村長の妻
・描写
  悪い魔女でも住んでいそうな
  霧の城ですが、
  そこにいるのは・・・?
  でも生贄を捧げないと
  災厄が起こるという感じで
  霧の城とは何なのか、
  その中はどうなっているのか
  そういう引きはなかなかだと思います


今日の辛口!

・全体
  まだ何ともいえないので
  下巻しだいですかね~


以上、
しきたりの?!
不思議ファンタジー作品でした!


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