2015年4月9日木曜日

ギンレイの【考察しちゃうぞ!】パイは大丈夫?

今回は業界の方向転換と客層
についてお話したいと思います

パイはアップルパイとかのパイです


■パイの切り分け

よく○○業界はウン億円市場
などと表記したりしますが、
そのウン億円の部分をパイに見立てます

その一つのパイを、
業界の中でレーベルA、レーベルB、レーベルC・・・
(もっと細かく言えば本一冊一冊の単位)
というようにみんなで切り分けていただく
のをイメージして下さい

商売はこのパイをどれだけ大きく
切り分けていただくか
というのが競争ですね


■市場の推移

今回わたしがちょっと不安に
なっていることがあります

それが、
パイ(=総量)は大丈夫?
ということです

奪い合うためのパイ自体が
縮小してしまったら
その中での競争は余計に熾烈になります!

ちょっと検索してみたら、
2014年は前年より文庫はちょい伸び、
単行本は前年より爆伸びだとか・・・!

それじゃパイの方は大丈夫なのかな
問題ないのならそれはそれで良いことです


■危惧していること

わたしが不安に思ったのは、
業界が学ラブから方向転換したは良いけど
内容を求める層がどれだけ残っているんだろう??
ということです

学ラブ隆盛期にはファンタジーを始め
旧来のラノベ刊行数が激減しました
どこを見ても学ラブばかりで
それによってラノベから『卒業』していった
人ってけっこういるんじゃないのかな

せっかく方向転換しても
それを求める客層が薄かったら
売り上げも伸びないわけで・・・

でもデータ的には市場が成長しているんですよねえ
(どこからどこまでで集計されたデータなのか
 ちょっと微妙なところもあるらしいですが)


■内幕はどうか

思ったより『卒業』が少なかったか、
そうした人達も戻ってきたのか
それとも他の要因ですかね
web小説の書籍化も活性化しているし

・・・にしては『売れないと次が出せないんです』
とあとがきで泣いている人も多いんだよね
単純に毎月の刊行点数増加
している=ライバル増加の競争激化ってだけ?

詳細なデータが分かれば
もっと掘り下げられるんだけど・・・
うーん謎だ!


■終わりに

まあ業界の動きも現状は
激しい中でありますので
もう少し経過を観察するしかないかな

それでは今回ははっきりとしたことが
言えませんでしたが
そういう時もありますねw

ご清聴ありがとうございました!


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