今回は業界の方向転換と客層
についてお話したいと思います
パイはアップルパイとかのパイです
■パイの切り分け
よく○○業界はウン億円市場
などと表記したりしますが、
そのウン億円の部分をパイに見立てます
その一つのパイを、
業界の中でレーベルA、レーベルB、レーベルC・・・
(もっと細かく言えば本一冊一冊の単位)
というようにみんなで切り分けていただく
のをイメージして下さい
商売はこのパイをどれだけ大きく
切り分けていただくか
というのが競争ですね
■市場の推移
今回わたしがちょっと不安に
なっていることがあります
それが、
パイ(=総量)は大丈夫?
ということです
奪い合うためのパイ自体が
縮小してしまったら
その中での競争は余計に熾烈になります!
ちょっと検索してみたら、
2014年は前年より文庫はちょい伸び、
単行本は前年より爆伸びだとか・・・!
それじゃパイの方は大丈夫なのかな
問題ないのならそれはそれで良いことです
■危惧していること
わたしが不安に思ったのは、
業界が学ラブから方向転換したは良いけど
内容を求める層がどれだけ残っているんだろう??
ということです
学ラブ隆盛期にはファンタジーを始め
旧来のラノベ刊行数が激減しました
どこを見ても学ラブばかりで
それによってラノベから『卒業』していった
人ってけっこういるんじゃないのかな
せっかく方向転換しても
それを求める客層が薄かったら
売り上げも伸びないわけで・・・
でもデータ的には市場が成長しているんですよねえ
(どこからどこまでで集計されたデータなのか
ちょっと微妙なところもあるらしいですが)
■内幕はどうか
思ったより『卒業』が少なかったか、
そうした人達も戻ってきたのか
それとも他の要因ですかね
web小説の書籍化も活性化しているし
・・・にしては『売れないと次が出せないんです』
とあとがきで泣いている人も多いんだよね
単純に毎月の刊行点数増加
している=ライバル増加の競争激化ってだけ?
詳細なデータが分かれば
もっと掘り下げられるんだけど・・・
うーん謎だ!
■終わりに
まあ業界の動きも現状は
激しい中でありますので
もう少し経過を観察するしかないかな
それでは今回ははっきりとしたことが
言えませんでしたが
そういう時もありますねw
ご清聴ありがとうございました!
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