2015年7月19日日曜日

砂の女  読みました!!

タイトル : 砂の女
賞種   : ―
出版   : 新潮文庫
著者   : 安部 公房
イラスト : ―


今日のインプレダクションは一般文芸のコレ!
非日常系作品です!


砂と希望

砂に全てが侵食されていく
家に閉じ込められて――
圧迫される非日常系
かなり良かった!
砂のせいでじめじめ湿っぽい・・・
謎な語りでついつい食い入るように
読んでしまいます
砂の崖に囲まれた家には縄梯子で
しか行くことができない、
でも紹介されて行ってみたら、
翌日その梯子がなくなっていて・・・
砂の牢獄に閉じ込められた感覚が
読むごとにじわじわ迫ってくる
圧迫感が凄いですね


今日の甘口!

・流れ
  昆虫の新種発見を目論み
  教師の男性は休暇を利用し
  砂丘へやってきた
  てきとうに宿を探して
  一泊して帰るつもりだったが、
  そこの部落の者に民家を
  紹介される
  行ってみると、
  砂の崖の下へ縄梯子で
  降りた所にあるボロ屋だった
  女性が迎えてくれるが、
  どうも雰囲気が変である
  ひたすら砂掻きをしなければ
  ならないというのだ
  ちょっと手伝ってみたが
  すぐに嫌になり男性は寝てしまう
  だが次の起きると、
  縄梯子が外されていた・・・という流れ
・テイスト
  とにかく砂まみれの
  描写が入念で
  読んでいるこちらまで
  砂の壁が迫ってくるみたいです
  一種のホラーみたいですねw
・キャラ
  【男】
  主人公
  教師で昆虫の新種発見に
  情熱を注ぐ
  【女】
  砂の崖下の家で
  毎日毎日砂掻きして過ごす
・発想
  砂というところから
  よくここまで発想できるな~
  思いました!
  検索してみると
  飛砂に悩まされる村落を
  見てイメージが湧いたみたいに
  書いてありますね~


今日の辛口!

・特になし!
  突っ込みたいところは
  特にありませんでした!
  いやあ~凄いですね!


以上、
砂地獄、な?!
非日常系作品でした!


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