2018年9月16日日曜日

火花  読みました!!

タイトル : 火花
賞種   : 第153回芥川賞
出版   : 文春文庫
著者   : 又吉 直樹
イラスト : -


今日のインプレダクションはコレ!
現代ドラマ作品です!


或る人の一生

とある芸人が先輩と飲みに行き、
ちょくちょく会う仲になるが――
漫才師の現代ドラマ
そこそこ良かった
大きなことは起こらない、
大きくなるのは借金だけという
静かな時間が流れていきます
それはある意味、
町の風景を見ているようで
心地良いものでした
二人の歩いた軌跡が想像してない駅に着いても、
それはそれ、
そういうものなんだろうと思います


今日の甘口!

・流れ
  漫才師の男子は活動している内、
  先輩と飲みに行ったことがキッカケで
  仲良くなった
  先輩は独創的なネタを披露し続けるが
  あまりウケることはない
  しかしそんな先輩を師匠として
  何度も飲みに行っては語り明かした
  男子のコンビも先輩のコンビも
  なかなか売れることは無かったが、
  月日が経つと男子のコンビはそこそこ
  テレビにも出られるようになり・・・という流れ
・テイスト
  我が道を行く先輩と
  周囲の反応を伺う僕、
  という側面は書かれていますが、
  ややぼやかしているように見えるので
  どうである、というようなものはありません
  漫才師の世界を色濃く書いているわけでもないので、
  純粋にドラマとして
  捉える方が良いかもしれませんね
・キャラ
  【徳永】
  主人公男子
  今どきの捻くれた普通君
  【神谷】
  先輩芸人
  我が道を突っ走る独創的な人


今日の辛口!

・読後感
  んー芥川賞ということで
  自分の中でハードルを上げすぎてしまったのかもしれません
  審査員はどこら辺に文学を感じたのだろう?
  もっと何かこう、
  あなたにしか書けない何かが他にあるのでは?
  と思ってしまったんですよね


以上、
漫才師、な?!
現代ドラマ作品でした!


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