今日は
航行の自由作戦
についてお話しようと
思います
中国の脅威論が
読売新聞や産経新聞など
によって広められましたが、
航行の自由作戦を
見る限り全くのデマ
であると言えるでしょう
■作戦
2015/10/27
米国のミサイル駆逐艦「ラッセン」
が航行の自由作戦を
決行しました
→『南沙:米艦が人工島12カイリ内に 「航行の自由」作戦』
(毎日新聞)
中国が主張する領海を
航行することによって
そこは中国の領海ではないと示す
というものです
■どうなったか
どうなったかというと、
中国側は軍船による追尾は
行ったらしいですが
ドンパチはありませんでした
メディアは一斉に
南シナ海の緊張が高まっている
などと報じましたが
実際は全くのデマです
米中はすぐにテレビ会談
オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所が仲裁に入る
日本だけでなくオーストラリアやEUが支持を表明
これらは極めてスムーズに
行われました
■これをどう読むか
このようにスムーズに
事が運ぶためには
事前の根回し=外交が
あったと見るのが自然
というものでしょう
もっと言えば
中国とも事前に話がついていた
と考えられます
そのため中国が
いつもの激しい主張でなく
『とりあえず抗議するけど割とすんなり受け入れた』
という姿勢になったのでしょう
このように、
中国の脅威などこの程度のものです
政府を始め
耳タコなほど「南シナ海がー中国がー!」
とメディアが煽り立てて
いましたが
全てデマである
ことがこれで分かったと思います
■新安保法の存在意義も消滅
最終的には軍船が用いられた
ので軍事行動もありましたが、
これはほぼ外交解決と言えるでしょう
米中両国のメンツを保つために
最後の仕上げだけは軍事行動にした
と考えるのが自然と言えます
これには新安保法など微塵も
関係ありませんでした
ということは、
新安保法の必要性について
何もかもが否定されたことになります
「南シナ海がー」と言っても
全く必要が無いのです
■終わりに
まとめます
『航行の自由作戦に緊張は無かった』
『事前の根回し=外交があったと見られる』
『南シナ海に新安保法は全く必要無かった』
ではまた!
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