日韓合意で
ネトウヨが安倍氏に騙された
などと言っているので、
そろそろこれを
書いておいた方が
良いでしょう
『オタクとネトウヨ』
というキーワードで
今日は書こうと思います
わたしもオタクなのですが、
オタクも不名誉にならないように
自分で気をつけようよ、
という思いから書きます
■オタクとネトウヨ
『オタクにはネトウヨが多い、
というよりはネトウヨにオタクが多い』
そんな言葉を目にした
ことがあります
わたしもオタクではあるのですが、
確かにオタク全体では
そうした傾向が
あるのではないかと思います
その原因は何か?
■二つの強力な原因がある
一つ目は
ネトウヨの惹き句が『誇り』であること
二つ目は
オタク業界に兵器を扱ったアニメが多いこと
この二つが強力にオタクをネトウヨの世界へ誘惑するのです
ですから本当に
ふとしたことで
いつの間にかオタクが
ネトウヨになってしまう可能性が
高いと言えるでしょう
■誇りの代替物
惹き句が『誇り』であることと
オタクには強力な親和性があります
『自分に誇れるものが無いけど自尊心だけは非常に強い』
まあこれはオタクに限った話では
ないのですが、
特にオタクにはこうした傾向の
人が多いのではないでしょうか
わたしの好きなライトノベルでも
捻くれ系を始めとして
主人公がそういう傾向にあります
そういうのが売れている以上は
傾向を否定できないでしょう
安倍氏がノーベル賞受賞者を
『誇らしい』と言ったり、
こうした明確な形で惹き句が使われることもあれば
安保などの軍事法制や
軍拡など形としての『誇り』が
世の中で多用されております
こうした惹き句に誘引されて
ネトウヨの世界にはまれば
『自分に誇れるものが無いから
代わりに国が誇らしい
代わりに民族が誇らしい
代わりに自衛隊が誇らしい』
という風に
『誇りの代替物を得ることができる』
のです
カブトムシの前に大好きな樹液を置かれた状態
とでも言えば良いでしょうか
このことから、
オタクはネトウヨに
引っ掛かりやすいと言えるでしょう
わたしは当サイトで自尊心を捨てろと
口をすっぱくして言っていますが
こうした惹き句に誘引されないため
でもあるのです
■仮想が現実を侵食している
オタク業界に兵器を扱ったアニメが多い
のも問題です
現実と仮想の区別というのは
はっきり申しますと
明確に区別できている人は
非常に少ないのではないかと思います
例えばコレ
→『【酷い】共産党がアニメ「ガルパン」を名指しで批判!物語に出た戦車の展示会中止を要請!共産党の行動に批判殺到!』
(真実を探すブログ)
→『ガルパンの共産党抗議騒動、戦車が来なかったのは日程の問題だった!?町役場は共産党抗議説を否定!』
(真実を探すブログ)
簡単に言うと
『ガールズ&パンツァー(ガルパン)』の
イベントで実物戦車を置こうと
したところ
共産党の抗議で中止になった
ということで
オタクが共産党を猛烈に罵詈雑言で攻撃
→後で共産党のせいでないと判明
ということみたいです
そもそもアニメのイベントなら
実物でなくイラストや模型といった
『バーチャル』と分かる物にすれば良いのに
実物を置こうとする発想が
既に現実と仮想の区別が付いていません
更に実物が展示できないと分かると
ヒステリーを起こす
ということは
完全に仮想が飛び出して現実を上書きしてしまっています
実物はアニメじゃないのに
実物に愛着を持ってしまっているのです
他にも
『艦隊これくしょんが好きで自衛隊観艦式に来ました』
なんてテレビで応答している
人もいましたが
これも完全に仮想が現実を侵食しちゃってます
こうした
仮想で兵器に興味を持つ
→実物へシフト
というパターンは非常に危険ですが
ありがちなパターン
と言えるでしょう
兵器に興味を持てば
その先は当然軍事法制や軍拡に
肯定的になり易くなります
これもオタクにとっては
砂糖の山を見せられたアリの状態です
こうしたことからも
オタクがネトウヨになりやすい
下地が整っていると言えるでしょう
(ここで紹介したリンクの記事を書いた人は
ネトウヨになっていないので、
ならない人も当然いますが)
『仮想を現実に持ってくるのだけは絶対やってはいけない』
わたしは同じオタクの立場から
そう注意喚起しておきたいです
■終わりに
まとめます
『ネトウヨにはオタクが多いのではないか』
『一つ目はネトウヨの惹き句が『誇り』であるから誇りの代替物を得るために引っ掛かりやすい』
『二つ目はオタク業界に兵器を扱ったアニメが多いから仮想から実物へシフトしやすい』
ではまた!
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