2016年1月25日月曜日

君が電話をかけていた場所  6個星です!!

タイトル : 君が電話をかけていた場所
賞種   : ―
出版   : メディアワークス文庫
著者   : 三秋縋
イラスト : ―


今日のインプレダクションはコレ!
非日常系モノです!


評価は
★★★★★★☆☆☆☆
6個星です!!


公衆電話が鳴り出した

コンプレックスの痣が
他人に移動してしまい――
普通かな
あなたはそれでも愛せますか
という問いかけの系統でしょうか
主人公の中でクラスメイトの
扱いは心底どうでも良い、
としつつも観察し始めるところ等が
繊細な内面を兜で覆っている
感じをよく表していると思います
続き物のようなので
まだ何とも言えません


今日の甘口!

・流れ
  顔に痣があるのがコンプレックス
  の少年がいた
  歩いてると公衆電話が
  鳴り始め不思議に思いながらも
  受話器をとる
  それが全ての始まりだった
  電話の向こうの女は
  賭けをしようと言ってくる
  小学校の時好きだった
  女の子と8月31日までに
  くっつけということだった
  賭けが始まると痣が消え、
  小学校の時好きだった女の子と
  再会した
  しかし、その女の子に
  痣が発生していたのだった・・・という流れ
・テイスト
  殆ど日常系だけど
  非日常の問題をでんと置く
  そうしたやり方は
  『三日間の幸福』から
  同じですね
  今回はどんなイベントを
  用意したのかを追っていきましょう
・キャラ
  【陽介】は主人公少年
  顔に目立つ痣がありコンプレックス
  「賭け」が始まるとそれが消えた
  捻くれ系
  【唯】
  小学校の時の陽介の想い人
  「賭け」が始まると痣が発生した
  【千草】
  陽介の高校生活開始と同時に
  接触を図ってきた女子


今日の辛口!

・全体
  ちょっと読み口が
  もったりしていたかな
  一つ一つを入念に書き過ぎて
  いるからかもしれないので
  テンポ良く進める箇所とそうでない箇所を
  書き分けるともっと良くなる
  のではないでしょうか


以上、
賭けるものは・・・、な?!
非日常系モノでした!


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