2016年1月7日木曜日

《政治・社会》北朝鮮水爆実験の発表と各国の思惑

北朝鮮が
水爆実験に成功したと
発表したことで
騒然となっております

そうすると
だいたい出てくるのが
脅威を煽る人達です

冷静になるためには
各国の思惑を
整理しておく必要が
あるでしょう


■北朝鮮の思惑

北朝鮮の思惑は
閉鎖国家なので
色々な憶測が
飛び交っています


→『北朝鮮が水爆実験と発表した思惑 米に対話再開迫る、体制強化も
 (福井新聞)


大体は
技術の進展を世界にアピールする狙い
米国と対話するためのメッセージ
国威発揚
こういったところに
集約されています

しかしながら
技術の進展には早くも
疑問符がつきました


→『米政府、北朝鮮の水爆実験発表を否定 「分析結果、一致せず」
 (AFP BB)


どうも技術の進展アピールは
ブラフのようにも見えますね

このため、
『危ない、脅威だ!』と
ネット上に撒き散らしている
人がいたらスルーしておきましょう

しばらく様子を見るのが最も無難な選択です

彼らはこれを材料に
改憲や安保を叫びたいだけです

『危ないでしょ? これこれが必要でしょ?』
という話の運び方は
『奥さん床下が大変なことになってるよ、すぐにリフォームを!』
リフォーム詐欺と一緒です


■日本の思惑

政府はこれを材料として
二重に悪用するでしょう

一つ目は安保です
『脅威が近くにあるから』と言って
安保の必要性を訴えるでしょう
(もっと言えば改憲にも
 繋げるんじゃないでしょうか)

二つ目は拉致問題です
『制裁強化』だけ言って
棚上げにするつもりです

拉致問題については
ついこの前、
蓮池透さんが
外国特派員協会で
会見を開いたばかりです


→『蓮池透の「北朝鮮による日本人拉致問題」に関する会見
 (YouTube)

→『拉致被害者家族の蓮池透さんが会見【全文1】
 (BLOGOS)

→『拉致被害者家族の蓮池透さんが会見【全文2】
 (THE PAGE)


この中で
安倍氏は拉致被害者が一時帰国した時、
 北朝鮮に帰っちゃ駄目だと拉致被害者を
 体を張って止めた
 などという美談が流されているが、
 それは全くのウソ。
 止めたのは蓮池透さん
ということが暴露されていたりして、
安倍氏が拉致問題を利用した
ことが明らかになっています

また拉致問題の解決について
単に締め付けるだけでは進展しないため
見返りを用意して本気で
交渉に臨むような
提案も示されています

これだけのことが
示されているため、
政府にとって拉致問題は
崖っぷちだったと言えるでしょう

そこへ来て今回の
水爆実験の発表です、
政府は国際協調して
制裁をしないといけないから、
と言って棚上げにして
逃げるつもりです


■終わりに

長くなるので
米国の思惑とかは
次回に回しますw

今回分を纏めます

『北朝鮮の思惑は技術の進展・米国との対話・国威発揚と見られる』
『技術の進展はブラフの可能性』
『よって「危ない、脅威だ」と叫ぶのはリフォーム詐欺と一緒』
『しばらく様子を見るのが最も無難な選択』

『日本政府の思惑は安保・拉致問題棚上げにするための材料』
『安倍氏の嘘の露見や拉致問題進展の無さで政府は崖っぷちだった』



ではまた!


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