今回は国防について
話したいと思います
我が国では
『国防=軍事』しか
思いつかない人が
大半を占めております
これは意図的に
情報がシャットアウト
されているからでは
ないでしょうか
■大原則
まず大原則として、
軍事というものは
外交の敗北が
前提になっております
軍事行動というのは
『他に手段がないこと』
という条件が
自衛隊の自衛の措置だって
明記されています
(憲法上自衛の措置は
軍事行動ではないという
位置付けでしょうが
ここでは実質的には
軍事行動である、とします)
さて巷では
『外交で解決なんてお花畑だ!』
と過激な主張をする人が
少なくありません
そこで、
わたしは『外交で解決したケース』
を探して紹介していく
ことが重要なのではないか
と思いました
みなさんはパッと
思いつくケース、
ありますか?
■実績
わたしがパッと
思いついたのは
『尖閣諸島問題の棚上げ』
です
我が国では過去
中国と外交によって
尖閣諸島問題を
解決した実績があります
『外交では解決できないというのは嘘』
なのです
それについて
検索してみました
■国会
1979/5/30
衆議院外務委員会において
園田外務大臣の答弁で
尖閣諸島問題の
棚上げを遠回しに
認めました
→『だから尖閣問題で中国と棚上げ合意をしたなんてことは、国会でも答弁されているんだってば』
(『ライプツィヒの夏』というブログ)
国会のデータバンクにもあります
→『第13号 昭和54年5月30日』
(国会会議録検索システム)
※国会のデータバンクだと
質疑が全て文字起こしされているので
膨大です
『少し長くなりますけれども』
で文字列検索すればすぐ見付かるでしょう
こういうことがあっても
政府や官僚は
表向きは棚上げの事実は無いと
主張していますが、
厳然としてそうした
事実は確認されているわけです
■終わりに
国防というのは
軍事の上の階層に外交が存在します
外交で軍事行動に
シフトしないように
周辺国とうまく
やっていくのです
外交では解決できない
などというデマを
吹聴する者がいれば
尖閣諸島問題を
教えてあげましょう
ではまた!
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