賞種 : ―
出版 : 講談社文庫
著者 : 白河 三兎
イラスト : ―
今日のインプレダクションはコレ!
青春作品です!
暗闇から見付けて
少年は自殺を図ろうとした少女と出会い
二人の時間を過ごすが――
僅かな光を探し出す青春
それなりに良かった
基本的にはラブコメの
手法が使われていますが、
切羽詰まった時の表現とか
人間を感じさせるものが
ありました
色々と見えない中で歩いている
ようであっても、
実は明るい道を歩いていた、
よくあるけれども忘れがちな
ことを静かに語り掛けるお話です
今日の甘口!
・流れ
裏山に物を捨てに来た少年は
不思議な少女と出会う
その少女は自殺を図っている
最中だったが、
何とはなしに一緒の時間を
共有する仲になる
彼女に家に行って屋上で
星を見ながら話したり・・・
名前をつけてと頼まれ彼女をセミと名付け、
彼女との7日間が始まる・・・という流れ
・テイスト
骨格はラブコメです
ですが一般文芸で出しているだけあって
ラノベより一段上の表現が
されていますね
・キャラ
【僕】
主人公の男
陰キャラ系
【セミ】
容姿端麗な娘
謎めいた素性を持つ
【由利】
スポーツ少女
主人公の幼馴染
今日の辛口!
・全体
ともすればライトノベル
として発売されていても
おかしくない感じでしたね
作風的にはNGかもしれませんがw
でも読みやすかったです
慰めや救いを求めている人が
世の中に多いんだろうなと
鬱屈とした世相を感じました
以上、
慰めや救い、な?!
青春作品でした!
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