れいわ新選組の政策、色々あるので1つずつ見ていこうと思います。
公式を辿ると政策一覧があります。
→『政権とったらすぐやります 今、日本に必要な緊急政策』
(れいわ新選組公式)
第1回:公的住宅拡充 ・・・ ◎ ぜひ!
第2回:DV・虐待のない社会の実現 ・・・ ○ 良いと思います
第3回:消費税廃止 ・・・ ◎ ぜひ!
第4回:原発即時禁止 ・・・ △ 更に先を!
第5回:災害に備える ・・・ ◎ 大事です
第6回目は最低賃金1500円です。
公式から抜粋すると
『最賃1500円でも月収では24万円程度。』
『中小零細企業に影響がない様に、不足分は国が補填。』
『最賃との整合性をかんがみ、生活保護基準も引き上げます。 年収200万円以下世帯をゼロに。』
が重要部分かと。
1500円に引き上げても月収24万円程度なんですね、意外に低いという印象。
今の日本の最低賃金は地域別になっていますが、
最も高い東京で1000円、地方だと最も低くて790円、まあ繰り上げて800円と見ましょうか。
1000円だと月収16万円?
いやぁ・・・これは低すぎでしょw
16万円で家賃と水道光熱費払ってどうやって暮らしていくんだろう。
しかも月収ってそのままもらえるものではなく、税金が引かれた額しか受け取れません。
親の持家がある前提がないと暮らせないと思います。
ああ、あと結婚出産もしない前提じゃないと厳しい。
現状の酷さは分かりました。
で、実現性なのですが、これはまぁ見た瞬間に問題無いと思いました。
上げた時に苦しくなりそうな中小零細企業にもフォローすると事前に手を打ってありますので、後は可決するだけの話です。
ちなみに、うまくいっている国の筆頭であるデンマークは日本円にすると約2000円ですw
ステレオタイプの北欧のイメージはTVがよく流している
『北欧は社会保障が充実してるけど高税率でしょ』
というものがありますが、
そこで隠されている部分が、この賃金です。
北欧はそれを納められるだけの賃金を、企業が従業員にちゃんと払っているのです。
うまくいっている国を紹介するとあまりの違いに卒倒してしまうかもしれません。
→『待機児童はゼロ、学費も医療費も無料。なぜデンマークは子どもの貧困率が低いのか?その驚きの政策たち』
(Buzzfeed News)
『出産:無料
医療:無料
待機児童:ゼロ
最低賃金:1650円』
為替によっても変わるので最低賃金は時期によるものかも。
→『風のがっこう便り2017』
(風のがっこう)
この記事は主にエネルギー政策です。
京都議定書を守ったデンマーク。
『デンマークの人たちが採ったエネルギー供給策は、北海油田からの原油と天然ガスの採掘、農地を利用した風力発電導入策、家畜生産国として家畜糞尿を利用したバイオガス生産とコージェネ発電、可燃廃棄物、間伐材や麦藁を燃料としたバイオマスコージェネ発電そして地熱や太陽光発電と省エネ政策でした。』
→『なぜデンマークは“世界一幸福な国”になったのか 政治体制・社会保障から見る、日本との違い』
(logmiBiz)
ここには決定的なことが書かれています。
下の方にスクロールしていくと
『必要な人に届く社会・福祉支出』
という題目の記事があります。
そこにはグラフが示されています。
『国の政策でどこにお金を使うか。社会政策に使うお金を、上位のリッチな2割の人に使っているか、貧しい2割の人に使っているかを示したグラフです。
日本から先に見ると、上位のリッチな2割の人に払っているお金のほうが若干高い。それで、貧しい2割の人に使うお金のほうが少ない。他方デンマークでは、貧しい人たちにより多く使っていて、リッチな人にあまり使っていないということが特徴的だなと思って、載せてみました。』
このグラフが決定的なのです。
デンマークは貧しい側に圧倒的に税金を割り振っています。
一方、日本は上位2割の富裕層に税金を割り振っています。
うまくいっている国は、富の再分配を実現しているのです。
デンマークから学ぶべきことは沢山あります。
全てそのまま真似すれば良いかというとそうではありませんが、日本がどれだけ多くの改革を必要としているかはお分かりいただけたかと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。