賞種 : ―
出版 : 徳間文庫
著者 : 村山 早紀
イラスト : ―
今日のインプレダクションはコレ!
現代ファンタジー作品です!
今日の竜宮ホテルは
どこからも追い出される鬼に
居場所を与えようと――
優しい現代ファンタジー
それなりに良かった
形式的に行われている豆まきに
疑問を持つという
子供ならではの感覚が
描かれていて良かったです
『見えない魔法』では
人生のキッカケを思い出させてくれる
場面がありました
誰かの何気ない一言が大切な宝物になる・・・
本当に何がキッカケで人生変わるか
分かりませんね
今日の甘口!
・流れ
節分の季節がやってくる
竜宮ホテルでもそこに住む人達が
集まって豆まきをした
作家と同じ部屋で生活しているひなぎくは
「鬼は外」という掛け声に
疑問を持った
町じゅうで鬼は外に追い出されてしまったら
行き場がなくなってしまう
そこでひなぎくは夜空に向かって
鬼は内と言ってあげた
すると鬼が現れて・・・という流れ
ほか短編集
・テイスト
あやかしの少女が
中心になっているため、
優しい世界観が
描かれています
癒しのお話ですね
・キャラ
【ひなぎく】
あやかしの少女
素直で純真
【響呼】
作家で、人間以外のあやかしとかも見える
人から一歩距離を置く性格
・子供ならではの視点
大人になると子供の純真な目で
世界を見るのが難しくなってくるので、
鬼は外が可愛そうというのは
よく思いついたなあと思いますw
当たり前のことに疑問を持つ感覚は
どんなことにでも使えるので
書き手の人は頭を柔軟にする
ヒントにすると良いでしょう
今日の辛口!
・全体
特に突っ込みどころも
無かったですが、
これまでよりやや読み口にハリが
なかったような?
以上、
鬼の行き場は・・・、な?!
現代ファンタジーモノでした!
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