2017年7月30日日曜日

最後の晩ごはん  読みました!!

タイトル : 最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵
賞種   : ―
出版   : 角川文庫
著者   : 椹野 道流
イラスト : ―


今日のインプレダクションはコレ!
現代ファンタジー作品です!


一人のファンのために

定食店の手伝いを始めたが、
そこに来るお客は――
ライトな幽霊系の現代ファンタジー
割と面白かった
1巻で1つのお話なので
ややボリュームが少ないものの、
書き口が急いでいないところが
都会の喧騒を離れたのんびりさ
演出しているようで良かったと思います
主人公が実家に帰るも兄に叩き出され、
主人公自身もカッとなって出ていこうとする、
でも出ていく間際で靴をのろのろ履いて
母が引き留めに来てくれないかなあとか
思ってしまうところとか凄く人間味があって
ほっこりしました


今日の甘口!

・流れ
  芸能界で朝番組の料理コーナーを持っていたが
  スキャンダルで追放されてしまった
  仕方なく実家へ帰ってみるも
  兄に叩き出されてしまう
  ヤケ酒してコンビニ前で不良に絡まれ
  ボコボコにされていたところを
  定食店『ばんめし屋』店主に助けられた
  それからは元芸能人という
  肩書に微妙な思いを抱きつつも
  ばんめし屋の手伝いを始める
  だがばんめし屋の客には
  幽霊もいて・・・という流れ
・テイスト
  まあライトノベルと言っても
  いいと思います
  メディアワークス文庫と
  同じではないでしょうか
  軽く読むことができますよ
・キャラ
  【海里】
  主人公青年
  イケメン芸能人だったがスキャンダルで追放された
  素直な性格
  【夏神】
  定食店『ばんめし屋』店主
  飄々としたところもあるが人情味が芯にある
・おとぼけキャラ
  これは書き手の人向けの情報です
  途中で喋る眼鏡が現れるのですが
  それがおとぼけキャラで
  登場人物たちがペースを乱されたりします
  おとぼけキャラを登場させると
  かなり雰囲気がライトになるので
  読みやすさを重視した時に良いのではないでしょうか


今日の辛口!

・全体
  ささいな問題かもしれないですが、
  最後にだし巻き卵より
  フレンチクルーラーが頭に
  残ってしまいましたw


以上、
元芸能人、な?!
現代ファンタジー作品でした!


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