2016年12月10日土曜日

《番外編》2016年11月を振り返ります!!

もうめっきり寒くなりました

風邪やインフルなど
冬は体調を崩しやすくなりますが
みなさんいかがお過ごしでしょーか?


■11月の刊行物

さて今回も前月分を
見ていこうと思います!

表紙絵と題名だけなので
精度は高くないとは思いますが、
ある程度の方向性
見えてくると思います


わたしのオススメ作品
『天鏡のアルデラミン(電撃文庫)』

『エイルン・ラストコード(MF文庫J)』

新刊が発売されました!

ので、11月はアツい月となりましたねw


全体的には
web臭のする作品が増えてきましたが、
web系を取り込んでいった結果
異世界の描き方が
ゲーム的になってきている気がしますね
レベルとかRPG的な職業などが
多く見られます

あ、ちなみに「web臭」という言葉ですが
蔑称として使っているわけではないです
「web色」という意味合いに近いのですが
「そういった雰囲気」を表す言葉で
他に適しているものがないため使っています
もっとイメージの良い言葉があれば
教えて下さい


■レーベル別の傾向が出ていた

ファミ通文庫・ダッシュエックス文庫はweb臭が強かったですね
それからMF文庫Jは
ここ数カ月ずっとラブコメに傾倒しています
昔返りして「MF=ラブコメ」
という特色を出して
特定層を囲い込みたいという思惑でしょうか?


■業界の昔・今・未来

『web系の導入が顕著だが自ら価値を下げるようなことはするな』

これがわたしの業界に対する感想です

web系の導入自体は
否定しません

売れる見込みも立てやすい、
商売だから売る側も
売れる方が良いに決まっている・・・
そうした声も
別にいいです

ですが、
いつかのインタビューで三木一馬氏が
言っていました

『ランキングの上位を見て声をかけていくことの何が楽しいんだろう』

こんな感じの発言です

誰でも考えつくような目先のビジネスを
やっていては
業界はまた悪化していくのでは
ないでしょうか

現に昔と比べて一冊当たりの
売れ行きは落ちている(業界規模は膨らんでいるのに)
と聞いたことがあります

編集者は
『この作品に惚れ込んだ、これを売り出したい!』
という感覚を捨ててはいけないと思います


■終わりに

作品数が増え続ける中、
わたしは
知られていない良作を発掘する
という気持ちをもって
紹介していきたいと思います


ではまた!


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